ハグミさんとのランチ |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

この記事は、いつもすばらしい料理を提供してくださる、オステリア・ラ・ルミネセンツァのご主人への感謝を込めて書かせて頂きます。


昨日はこのブログに時々コメントしてくださるハグミさんと、ランチに行きました。

じつはハグミさん、この夏にはお中元にエビス・ビールをくださったり、なにかとお礼をしないといけないことが積み重なっていました。
それで、先日のルミネセンツァのランチのときにもお誘いしたのですが(妻とUさん、Mさんと四人のランチのとき)、お仕事の都合で参加できず、とても悔しい思いをさせてしまいました。

それで今月二回目のランチという運びになりました。

さてさて、どんな料理を食べさせてくれるのかな~ニコニコ

ZEPHYR-110928_1201~01.jpg

オードブルが出てきました。

いつのものようにカルパッチョ。
スジカツオ、鯛、黒鯛、サーモン、サワラなど。

見た目にも華やかなひと皿。

まるで花が咲いているよう。

いつものさわやかなドレッシングが、新鮮なお野菜と海の幸とのハーモニーをお口の中で奏でます。

パンはトマトのパンとバターブレッドでした。



ZEPHYR-110928_1217~01.jpg

私のチョイスした、イイダコのトマトソース・パスタ。

いや、これ、たくさんイイダコが!

しかも、ぷりぷりしてます。

噛むとしっかりと歯ごたえがあり、トマトソースがいつまでもお口の中でええ仕事をしてくれます。

トマトソースは、ここのお店としてはやや濃厚ですが、酸味もあまり強くなく、イイダコとのバランスが優れています。

このパスタだけでも、充実したランチなのですが、この後、メインがありますからね~。




ZEPHYR-110928_1218~01.jpg

ハグミさんのチョイスしたのは、アサリのボンゴレ。

白ワインソースです。

「アサリ、あまり好きじゃない」とかなんとか言いながら、なぜそれを選ぶ?

実際、食べてみると「おいしい」を連発するんだから、ただの食べず嫌い?

こちらのパスタは非常にさっぱりしていて、淡泊です。

でも、しっかりアサリの風味が出ていて、これもいいですなあ~。




ZEPHYR-110928_1245~02.jpg

さあ、私のメインは「カモ」です。

お店の奥さんが説明してくれたときに、「お、カモ! 珍しい!」と飛びつきました。

カモといえば、フルーツ系のソースが一般的には知られていますが、これは下にキノコのリゾットが!

このリゾット、単独で食べてもうますぎる!

何とも言えぬうまさの詰まったリゾットと共にカモを食べると、これがまた!

カモはロースとされていますが、臭みも癖もなく、しっかりした歯ごたえ。

やべえ、これ。

うま過ぎる。


ZEPHYR-110928_1248~01.jpg

ハグミさんのメインはスズキ。

見た目にもきれいな盛りつけですな~。

スズキとしか説明されていなかったのですが、パイ生地で包んで、下にスズキ、その上にスズキと何かのムースのようなものが詰まっています。

ソースは濃厚な甲殻類ベースのソースで、これを少し分けて頂きましたが、全部一緒に食べると、げげ、なんじゃ、これはビックリマーク

柔らかなムースの食感とスズキの身の歯ごたえ、パイ生地に吸われたソースが渾然一体となって、奏でる奏でる、交響曲を。

「叫んでいいかな」と、ハグミさん。

うめービックリマーク

壊れかけています(実際には叫びませんでしたが)。
ZEPHYR-110928_1311~01.jpg

デザートが運ばれてきました。

奥さんが説明してくれたのですが、最初よく聞き取れず。

「なに? ずっばい?」

「ずっぱいって、なに?」

後でコーヒーを持ってきてくれたときに聞き直すと、

「マロンのズッパ・イングレーゼ」だそうです。

イタリア人がイギリス人を評して、なんでもイギリス人はぐしゃぐしゃにつけて食べるので、このなにやら生地にいろんな物が挟まって、しみこんでいるこのデザートにイングレーゼ(イングランド)の名前を付けたらしい……。
ちとイギリスへの偏見っぽいですが、いや、デザートはマロンの風味とすぎない甘みがミックスされてGOOD! 

アイスクリームは、ミルクのジェラート。

このミルクのジェラートは、いつ食べても幸せな気分にさせてくれます。


ZEPHYR-110928_1323~01.jpg

そんなこんなで、コーヒーにはやっぱり、ゲロゲロ君。

ビッグサイズのゲロゲロ君でした。


帰りにご主人がまた自宅で作っているという葡萄、ロザリオビアンコを一房くださいました。

え~~~\(゜□゜)/ビックリマーク

そんなあ。

前にももらったから、お返しに我が家の椎茸をお届けしたのですが、これじゃ、あんまりアンバランス。

ロザリオビアンコは、マスカットアレキサンドリアとの交配種で高級葡萄。

申し訳なし。


せめてのお礼に、この記事を。

また行きます。