ルミネセンツァの日 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

総社にあるイタリアン・レストラン、<オステリア・ラ・ルミセンツァ>

時折このブログに登場するレストランですが、昨日、行ってまいりました。

ちょっと前に行ったという話をすると、

「え~、いいなあ、行きたい行きたあい、行きた~い」

とUさんが、ごねたので(笑)。

まあ、冗談ですけど。

Uさんはかつての仕事のお仲間。

そして、ミュージカルでは若き女座長を務めてくれた人。

彼女とMさん(Uさんがかつて働いていた場所で今もがんばっている女の子)、そして私の奥さん。
この四人で行きました。

この記事は、いつもすばらしい料理を提供してくださる、お店の方への感謝を込めて書かせて頂きます。


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てなわけで、今日のブログは長いぞ~。

オードブル。
すてきな透き通ったガラスの器に載ってきたのは、甘エビ、マグロ、シマアジ、マダイ、マダコなどのカルパッチョです。

魚は臭みなどみじんもなく、ただたださわやかに食べられます。

奥さんが一緒だったので、私は甘えて白ワインをグラスで頂きました。

くー、たまんねえ。


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パンはバターロールと、トマトとチーズのパン。

トマト風味のパンには、たしかにチーズの断片もあるんですが、生地にも練り込んでるのか、チーズの風味がします。

みんな、後でパスタやメインディッシュのソースをつけて食べようと思っているのか、パンはセーブ気味。

久しぶりに会ったUさんとMさんは話が弾みます。

この二人を会わせてやろうという、そういう想いもあってのランチだったんですよね。

さて、どんどん行きましょう。

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奥さんのチョイスしたのは、ケンサキイカのドライトマト・パスタ。

イカが……イカが……

見た目にもほっこりしていておいしそう。

しかも、このドライトマト、何とも言えぬ甘みがある。

うーむ。

これもよかったかも。







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Mさんのチョイスしたアサリのトマトソース。

これもアサリの香りが……香りが……

泣けてきそうです。

このお店のトマトソースはいつもとてもナチュラル。

あっさりしていてパスタを引き立てます。

お店によっては、ソースが主役になっているようなところもあると思うんですが、バランスが良いんですね。


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「今日のパスタ」をお店の奥様が説明してくださるときに、「アワオドリのオイルソース・パスタ」という言葉を聞き、私とUさんは頭の中で

「オイルソースにまみれながら阿波踊りをしている」図が浮かんでしまったのですが、阿波雄鶏ということらしいです。

それがこれ。

この鶏、味があっていいよ!(そりゃあ、味はどんなのでもありますが、鶏本来のうまみというのか)。


オイルソースとのマッチングも最高。

ええわあ、これ。

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私と奥さんのメインディッシュ・チョイス。

お魚料理は、スズキのザバイネ・グラタン。


ほー。

私、グラタン大好きなんですが、魚の身にもほんのりソースのように乗せて、こんがり焼き上がっています。

しかも何段か、重ねられているが、一番下はどうやらパン生地。

間に挟まれているのは、なんぞや?

と思って、魚をどかして見ると

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な、な、なんと。

信じられないくらい大きくて分厚い、ホタテ貝柱!

まるでステーキ。

これにナイフを入れるの、けっこう力がいりました。

歯ごたえもすごい。

スズキもグラタンソースとよく合います。

とりあえず三段重ねて食べちゃいます。

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UさんとMさんのチョイスしたのはお肉料理。

ハーブ豚の……えーと、すみません。

自分のを食べるのに夢中で、よく聞いていませんでした。
(ホカッチャ包みだそうです)

ピザ仕立てです。

まさにピザの生地に包まれていて、豚と中にはピザソースがあるようです。

それにベーコンが。

「やべー。これ、全部一緒に食べるとやべー」

Mさん、「やべー」を連発しています。

この肉料理、ナイフをど真ん中に入れると、そこからまるでCMか?!というくらい湯気が立ちます。
いや、ほんま。

見てるだけでもおいしそうです。

まあ、少し頂きましたが。


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デザートはアメリカン・レアチーズケーキ。

ほんのり甘くて、さっぱりとしたチーズのさわやかさもある。

う~~~~~ん。


「はあ、おいしい」

「はあ、おいしかった」

「ああ、もう食べちゃった」


食事中、幾度そのような言葉が四人から出たか。



お店を後にして、車に乗ろうとすると、慌てて出てきたご主人に呼び止められました。

「zephyrさん、これ、おみやげで」

クズばっかりなんだけど、といいながら、なんとご自宅で作られているブドウをくださいました。

ありゃあ、こんなものまで。

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なんか、悪いなあと思いつつ、あまり遠慮もせずに頂いちゃいました。

すみません、ご主人。

マスカットとピオーネ、すごくおいしかったです。

車の中で、みな、満足のため息を。

UさんとMさんは楽しいおしゃべりができたようですし、まあ、よかったかな。

総社を後にしました。