NY市を直撃したアイリーン |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

読まれる方へ。

占星術による世相や出来事の解読や予測には、何ら科学的根拠がありません。
世の中に対する一つの見方、そのツールの一つに過ぎません。
それをご理解頂いた上で、むやみに盲信せず、理性的な判断をお願い申し上げます。



この後半期にアメリカでハリケーンやサイクロンによる災害が出そうだということは予測していたことではあります。

しかし、その時期については明瞭に分かっていたわけではありません。

そんなことができたら、ちょっとした予言者ですが、私は(繰り返し申しますが)、あくまでも研究者に過ぎません。

ただ、27日には★のグラフが月の下旬の中で跳ね上がっていて、ちょうどこれがアイリーンの上陸とシンクロしています。

ここがなぜグラフで高い数値なのかと言えば、水星に関するハードアスペクトが顕著で、しかもこれが先日、マイナー・アスペクトの記事に関連して書いたとおりの、複合アスペクトを形成しているからです。

リリス・天王星と135度、冥王星とも135度、天王星と冥王星は90度のスクエアで結ばれているという状態です。

天王星と水星が、どちらも風の神としての資質を備えていることを考えると、これらが火のエレメントで結びつき、海上で大きなハリケーンを発生させる下地になった可能性はありそうです。

というのは、ここ数日水星が逆行を続けていて、ちょうどこの27日に逆行を止め、順行に転じました。

天王星とのアスペクトも、その前後で結ばれていたわけです。

他にもチャート上には災害時によく見られるヨッドなども確認でき、やはり侮れないものがあります。

死者10名(と報道で伝えられております)。

アメリカ最大の都市に、機能的にも経済的にも大きなダメージを与えたこの災害に、心からお見舞いを申し上げます。

また亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。