怖さの中身が違う |  ZEPHYR

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絶叫マシンと背筋も凍る怖い話、どっちがイヤ? ブログネタ:絶叫マシンと背筋も凍る怖い話、どっちがイヤ? 参加中
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そりゃあ、


絶叫マシンでしょ。


私は基本的に、機械をあまり信用していない人間です。

でもね、自分で操れるものならいいんです。
バイクとかクルマとか。

基本、自分の制御下にあること。

これが安心の条件です。

なんで絶叫マシンが嫌なのかというと、大きく二つの理由があり、そのうちの一つが「自分の制御下にないこと」です。
ジェットコースターにせよ、落下系、ねじり系にせよ、とにかく始まったら最後、止まるまで機械です。

もし故障したらどーすんの!?

実際、たまに機械の不具合で事故が起きています。

それに自分が当たらないという保証はないっビックリマーク

え? 気に病みすぎ?

ええ、小心者なんです。

でもね、本当の理由は


「高所恐怖症」

だからです。
高いところ怖いです。

絶叫系は、多くのケースで高いです。

もうそれだけでアウト。

以前、一度だけ奥さんに強要されてジェットコースターに乗ったことがありますが、

そのときもコースターが、ぐおおおおっと流れ出したとたん、視野に

「あれ? なんか光ってね? 星がいっぱい見えるよ」

というほどでした。
いや、これまじです。

本当に光がいっぱい、ちかちかしていたんです。

「ジェットコースターの恐怖で男性死亡」

翌日の新聞の見出しが、脳裏をよぎった瞬間でした。
幸い死にませんでんしたけど。



これに比べたら、「怖い話」なんか、ぜんぜん怖くない。

だけど。

これから夏ですが、皆さん、怪談話をするときには気をつけてくださいよ。

かなり昔の話なのですが、私は勤め先のホテルで夜、仲間たちと話していたとき。

まあ、ホテルとか、そういう大きな建物には、いろいろとあるじゃないですか。
怪談話。

そういうので盛り上がっていたときのこと。

ふと、

私の視野の片隅に、煙が立っていたのです。
白い煙。
それは左目の隅っこ、斜め後ろの方に立ち上っているのが見えるのです。

「え?」と思って振り返ると、そこにはなにもない。
ただの通路です。

「気のせいか」と思って、また話を続けていると、また煙が。

私はそのとき隣にいたやつが、手にたばこでも持っているのではないかと思ったのですが、もちろん就業中です。
そんなことあるはずもない。

やはり、その煙が見えたところには何もないのです。


ひえ~~~~叫び

「なあ、もうこの話やめよう」

お化けは、そのたぐいの話をしていると、呼ばれたのかと思って寄って来るという通説(風説?)があります。

前に知り合いだった霊能力者もそのようなことを言っておりました。

怪談話は怖くないですが、怪談話の結果、身辺に現れるものは、ちょっと怖いかも。