富士山は噴火するの? |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

時々ですが、コメントなどで今後の地震や火山噴火などへの不安を訴えるものが寄せられてくることがあります。

けれど、承認しないこともあります。
承認して他の人の目に触れれば、他の読者の不安もかき立ててしまいかねないようなものもあるからです。

「ある人が予知夢を見るようになった」
「前の地震も当てた」
「次は静岡、そして東海地方で大きな地震がある」
「富士山が爆発する」
「もう死ぬのを待つしかないのかと思っている」

といったコメントがつい先日ありました。

この方のコメント一つ見ても、今世の中がいかに不安だらけで、そして不安をかき立てる情報が氾濫しているかが分かります。
不安に思うくらいなら、そんなもの見なきゃいい。
というのが私の考えです。

そんなことをいっている人間がそばにいても無視すればいい。
少なくとも「もう終わりだ。死ぬんだ」みたいに思い詰めて、暗い気持ちで日常を過ごすよりか、なんぼかましです。

私の住む西日本だって、阪神淡路大震災のケースを見ればわかるように、絶対に安全などということはあり得ません。
むしろ、何百年も何も起きなかったからこそ危険、という見方だってできます。
実際、そんな大きな規模の地震が起きれば、地震学者はそんな言い方をするに決まっています。

日本に安全を盲信できるような土地はどこにもないと思います。

極端な話、そういう観点に立てば、私たちは人としてその日その日を、自分にできることをして悔いのないように生きればいい。
それだけ危険な国土に生きているのですから。

予知や予測の事前情報を効果的に役立てられる人だけが、そういった情報を積極的に入手して、心構えを持ったり、備えを用意していたりすればよい。
このブログでの情報発信は、そういった方々のためにあるものです。

これは以前から申し上げていることですが、震災後はとくに強調して申し上げています。


ここで皆さん、もう一度冷静になってよく考えてください。

氾濫している情報に対しての姿勢。



さて。

予知夢なのですが、これについて私は思うことがあります。

かのジュセリーノさんも、予知夢で予言を行う人です。
ところがこの方、大地震の予言は乱発していますが、そのどれも的中していません。

あとから予言してましたと言って、後出しジャンケンみたいに言ってくることはありますが。
しかし、大半は外れに外れています。

この方自身は、もしかすると悪意がないのかもしれません。
なにしろ、夢に見たことをそのまま報告しているだけですから。

この夢というのがくせ者なのです。

たしかに霊夢とか、お告げのような夢とか、そんなものを見ることは誰にもあります。

ジュセリーノ予言で、かつて日本か中国にすごい大地震が来ると騒がれたとき、私はやはり同じように占星術の検証で、「それはない」と事前に判断し、記事にしたことがあります。
実際、来ませんでした、そんなものは。


この前後の経緯から、そしてジュセリーノ予言が地震に関してまったく当たらず、それにも関わらずとてつもない規模の地震の予言が乱発されていることなどから、あることを感じるようになりました。

こういった誤情報を世間に流布することで喜んでいる何かがあるのではないか。

それは、まあ、なんというのか、スピリチュアルな話です。
だから、眉唾だと思って聞いてください。

しかし、私は過去に幾度か占星術そのもの、あるいはこういった予測研究から手を引くように誘導されたり、外部から圧力をかけられたりしたことがあります。

そういったときにはかならず、理由もない体調の変化や怪しげな出来事が身辺に起きています。

わりと今もまったく、ピンピンしているのですが(笑)。

こういった情報の流布。
人々の不安。

こういった出来事を喜ぶ何か。
そういった存在が、たぶんですが、ある。
ように思います(としておこう)。

もしくはジュセリーノさんなどは、きっと人の集合無意識の海から、もっとも悪しき未来像を拾い上げているのではないか。

そういったものを受信させられている。

個人的な体験を言えば、たとえば狐憑きのようなものでも、人の心を読んだり、明日のことを言い当てたりする例はあります。

それと同じです。

予知夢は注意しないと、その出所が不明なまま、いたずらに振り回されてしまうことがあります。
ご注意を。

で、私なりの結論を申し上げておきます。

「富士山は噴火しません」

あえて断定的な言い方をするのは、安心してもらうためです。

もちろん科学的な根拠などないということを重々ご理解ください。

本当を言えば、0パーセントではない。

しかし、ここであえて「噴火しない」ということを予測していますと、申し上げておきます。
噴火する可能性は非常に低いと思います。

巷では富士はいつ噴火してもおかしくないとも言われています。

だから、これは未来永劫ではなく、まあ、ここ一年くらいの間にという意味だと思ってください。
直接的に短期間のうちに、今回の震災に触発されての噴火はない、という意味です。

私は個人的には、富士は泰然として、この日本を守ってくれると思っています。


以上。