この記事はアメンバー記事として書かれたものを、後に一般公開したものです。
8月に首都圏直下型の地震が来る。
静岡に非常に大きな地震が来る。
ふ――――ん( ゜∋゜)
いつの間にか、そんな噂が乱れ飛んでいるんだあ。
ずいぶん危機感をあおり立てる情報発信ですね。
これが当たっているのか、そうでないのか、私には判定することはできません。
情報の出所も知らないし。
私は今忙しくて、人様のブログやネット情報をチェックしているような暇が、じぇんじぇんありません。まじです。
自分自身の研究に投入する時間もあまりない。
毎日チェックしているのはUSGSや気象庁の地震情報と、きわめて限られたブログのいくつかだけです。
そんな間に、まあ、こんな噂が。
思うのは、
よかった。
自分のブログでの予測関連記事を、アメンバー記事にしておいて。
ということ。
ここで一つのハードルをもうけることで、この記事を読んでくださる皆さんは、
私の予測記事を理性的に受け止め、盲信せず、防災に役立てる心構えのために使用してくれ、他への発信も行わない、
ということを守ってくださっていると思うからです(アメンバーに関してそのような注意事項を書いておいたので)。
こういった措置を行わなければ、私自身がこういった怪しい情報源になっていたかもしれない。
もっともこのところ、そこまでつっこんだ予測は書いていないのですが。
というのは、チャート上読めても、今の日本の情勢を考えたら、みだりにそのような情報発信をすることは、社会不安をあおり立てるようなものだと思うからです。
こないだの新月図の解読でも、どうとでも読めるような書き方だということを指摘した方がいらっしゃいましたが、一般公開しようとするとかなり曖昧な領域にとどめておくしかない、という配慮も働いています。
実をいえば、私は昨年、日本に非常に大きな地震が起きると思っていました。
これは過去の記事を通読してもらえば、なんとなくわかってもらえると思います。
その根拠は、2010年の春分図にあり、ここにはきわめて明瞭な形で、日本=地震というのが出ていました。
しかして。
春分図というのは3月の春分ら次の春分までを支配するものです。
つまりこの期限は、ぎりぎり今年の3月21日まであったのです。
ところが、私は年が変わり、徐々に次の春分図の影響が出てくるらしいことを見て、いえば気を抜いてしまったのです。
「もう大丈夫なんじゃないか?」
ところが、3月に入ってから、私はにわかに胸騒ぎを感じ始めていて、小さいことですが、個人的な生活の中でも虫の知らせのような変化を体験していました。
<3月の地震(災害)予測>の記事の後、それはじわじわ高まってきて、3月の新月図の解読をする頃には、「何か大きな節目が来そうだ」ということは感じていました。
<太陽と天王星が合になるとき>は、地震発生の当日、直前というべき午前中に書いたものですが、本当に予感というしかありません。
大きな変化の波が来る。
まさかあのような災害という形と取るとは、はっきり指摘できなかったのですが、しかし、2010年の春分図のことを考えれば、次の春分図への切り替えが行われる直前まで、本当は「地震」ということを心配すべきだったのです。
後からなんとでも言えると思われる方もいらっしゃると思うのですが、未来を見通すということは非常に難しいものなのです。
個人の人生でさえ、未来はいくつにも分岐している。
これは今書いている「復讐するは冥王星にあり」の中でも触れています。
ましてその総体である世の中全体のことは。
個人の運勢。
全体の運勢。
この関わりについてはまた記事にいたします。
参考にして頂けることも多いと思います。
ところで、最初の首都圏直下型地震や静岡の地震。
どうなの?
まず2011年の春分図から解読すると、2010年のものほど危機的な状況ではありません。
これでもし首都圏直下が来るのなら、もう少し明瞭な出方をしていてもおかしくはありません。
もちろん若干疑えるものはあり、これがそうではないという断定はできません。
しかし、2010年のそれと比較して、どっちが危なそうなの? という話になったら、それはやはり2010年の方です。
首都圏直下の大地震などがもしあるのなら、やはりもっと強い暗示があって良さそうに思えるというのが私の受ける印象です。
ただ、7月から8月下旬まで(20日ごろまで)、非常に強い地震誘発天体のアスペクトが観測されます。
これは日本に限った話ではないのですが、日本で発生する可能性はやや高そうです。
このころのアスペクトは非常に強いものなので、上記の期間内にどこかで目立った地震があるだろうということは予測しています。
またこの期間以外でも、まだ事前観測が十分ではないので、どこかで目立ったものはあると思います。
ただ、トータルで見たときには、それは対処できる範囲内だと思います。
少なくとも日本では。
首都圏であろうと静岡であろうと。
これが私の今の時点での結論です。
中期的な予測については、チェックができたらもう少し詳しいものをお出しする予定です。