土星の育み TOP |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

小説・満天の一つ星 第一章

「土星の育み」

そのTOPページを設けました。

一気に読み終えたい方は、以下のページをクリックして連続してご覧ください。

<土星の育み part.1>
<土星の育み part.2>
<土星の育み part.3>
<土星の育み part.4>
<土星の育み part.5>
<土星の育み part.6>
<土星の育み part.7>
<土星の育み part.8>
<土星の育み part.9>
<土星の育み part.10>


さて、皆様、「土星の育み」はいかがでしたでしょうか?

脱稿し終えた今は、ちょっとした満足感に浸っているのですが、すぐに「ああすればよかった」「こうも書けば良かった」という思いを抱くようになると思います。
小説家というのは、だいたいそんなもんです。

実際、このような形で小説を発表するのは初めてです。
ブログ上。
携帯電話で読む人もかならずいる。

こういった中で、文体や表現方法を含め、これまでの自分の創作とはかけ離れたことをやりました。
すべては読みやすくするためです。

人物の姿形、顔立ちや情景描写といったものも含め、可能な限り簡素化し、多くは読者のイマジネーションで補ってもらおうというスタイルを取っています。

心理描写も少なめ。

登場人物の数も最小限に留める。

こういった方式で作られています。

今年の2月22日から連載を始めましたが、過去記事を当たってもらえば分かるように、2009年の8月8日の記事<今日で4年>からすでに「満天の一つ星」の構想はあり、書くことを宣言していました。

それが様々な仕事の事情で先送りされてきました。
前々からこのブログの記事に占星術関係のものが増えすぎてしまい、このバランスをどうにかしなきゃあなあ、と感じてはいたのです。

そればかりでなく、皆さんに参考にしてもらえる形での、占星術と小説を統合したものを提供したいという思いが強かった。

その第一作が、ようやくここで結実しました。

この第一作は、この「満天の一つ星」シリーズの象徴となるべきもので、全シリーズを通じてのテーマも込められています。

だからこそ、誰にとっても普遍的に「試練と鍛錬の星」である土星を主題に据えました。
スタートにはもっともふさわしいものだったと思います。

主人公の「育美」という女性の名前は、ある人が考えてくれたものなのですが、これが主題の「育み」とも不思議にシンクロしています。
はからずも。

「満天の一つ星」はこれで終わりではありません。
すでに次なる構想の入っております。

おそらく全体で9編か10編のシリーズになると思います。

おそらくそう間をおかずに、次作の執筆に入れるはず。

乞うご期待。


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