2011年を生き抜く・2 |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

<2011年を生き抜く・1>の続編です。

12星座の運気を見たとき、タロット・カードは「太陽」の逆位置、もしくは逆位置カードの下の「太陽」というのをかなりの割合で展開させていました。

これは「太陽」のカードの問題点が、世間全般に表出するからだと思われます。

「太陽」はタロットの中でも、最も良い意味を持つカードです。

「同士・同胞」「仲間(意識)」「友人・友情」「兄弟」
「統合」「結合」「絆」「吉兆」

これらが逆位置で出るのは、「太陽」の持つ良き部分が壊される、または逆作用が起きるからと考えられます。

「統合」「結合」の逆は?

「離反」ですよね?

これはもう過去の記事で述べていることなのですが、来年は天王星の働きが非常に強化されます。

天王星の働きとは?

「改革」「改変」「革命」
「突発的な事故」「トラブル」
「離婚」「離反」

世の中の様々な階層、ジャンルでこの天王星の影響力が出てくるだろうと考えられます。

この理由は、おもに二点あります。

①2011年の春分図で、天王星と太陽がシビアな合になること。

②2008年の終わり頃から、じわじわと天王星と冥王星のスクエアが生じていて、ここ数年間は非常に強いこと。

春分図はそれから一年間の傾向を示しています。
(実際には新月図などと同じく、その時期が近づくと新しいチャートが示す傾向が、世の中に見られるようになるのですが)

もともと太陽は、そういう機能があるのですが、春分図の中ではとくにすべての起点となっています。
統合された全体像も太陽にあります。

そこに天王星が合になるのだから、良くも悪くも天王星の持つ質がもっとも出てくるのが、2011年なのだと考えられます。

また冥王星は、関わった星の力を極限まで絞り出そうとします。
この場合は、スクエアで関わる天王星です。

このアスペクトは2017~18年頃まで続くのですが(後半はまあ、弱くなっていますが)、とくにこの数年間は非常に強く働きます。

こういった①②の両方が揃っているのは、この2011年を中心とする前後年なのです。

だからこそ、12星座の傾向を見てみたかった。

各星座の傾向を見ることで、そこになんらかの天王星の影を見ることはできるか?

その結果が「太陽」の逆だったわけです。

その「離反」の機能は、天王星と同じです。


つまり来年は、いろんな意味で「別れ」「離反」「離別」を経験する人が多いだろうし、それは社会のいろんなグループ、団体、組織、経済構造や財界、政治の世界などの中にも起きるのではないか?

また天王星の良い機能を使って、古い体質を捨てて生まれ変わることもできるでしょう。

自分の殻を打ち壊して、自己改革に成功する人もいるかも知れません。

人生に劇的な変化を起こして、成功する人もかならずいます!


さあ、2011年。

私たちはどのようにスイングバイすればよいのでしょうか?

12星座の運気なども参考にしつつ、このシリーズ記事をお読み下さいね。

とくに天王星、冥王星、土星などが関係する星座の人は、注目ですぞ。

続く。


ポチッとしていただけると、嬉しいデス。
  ↓
にほんブログ村
にほんブログ村 その他趣味ブログ 占いへ
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
FC2 Blog Ranking