すぐお隣の国での出来事というだけでなく、日本国民の多くの方が北朝鮮の動向が気になっていると思います。
この不安感は、「北朝鮮が何をやり出すか分からない」という思いから来ているはずです。
情緒不安定な人が隣に住んでいて、時折町中で暴言を吐いたり、ものを壊したりということを繰り返していたら、誰もが不安になるのと同じです。
とはいえ。
少なくとも国家です。
今回の砲撃事件も、なんらかの思惑なくして行われたとは思いません。
イベントチャートでの解読はすでに行っていたのですが、そこからはなかなか「北朝鮮が何を狙っているのか」ということは見えてきません。
そこで補足的にタロットカードを引いてみることにしました。
「今回の事件を引き起こした北朝鮮の思惑」というお題で引いたものです。
上の段が「悪魔・逆」「斎王・逆」「恋人・正」
下の段が「月・正」「節制・正」
結論から言うと、北朝鮮が望んでいるのは、「交渉」「話し合い」のようです。
最終カードが「恋人」だからです。
これを知っておくだけでも、気分はだいぶ違う。
そこに狙いがあるのですから、戦争をしたいわけではないということ。
その手前の「悪魔」と「斎王」は彼らの苦しい状況と内面を表示しています。
「悪魔」の逆位置は、まず北朝鮮の「物質的窮乏」を物語っていると思われます。
内面的には傲慢。
「斎王」の逆位置は、悪い意味での「秘密主義」「引きこもり」、冷酷さ。
「悪魔」と「斎王」の下にある「月」と「節制」は、三通りの読み方ができます。
①現状を解決するために必要なのは節制が示す「援助」「救済」なのだが、現在の国際情勢の中でそれを得ることに多くの不安や迷い(月)を抱いている。
②かなり内部で深刻な内輪もめ(月)が起こっており、これはやはり権力委譲に伴うものと考えられ、そういったポスト争いのようなものも今回の事件の背景にある。
③国家としての窮乏が極限まできており、国家体制の維持に不安を抱いており、そのために現状を打開するためやけっぱちのような激情行動に出た。
①はもっともゆるやかな読み方で、逆位置の下に引いた正位置のカードを、事態の解決カードとして読むカモワン・タロットのセオリー。
しかし、逆位置のカードの下のカードは、逆位置になっている原因や背景の意図を示すこともあります。
②は世間でもいわれていること。
問題は③です。
たぶん、私は不安感を抱き続けている指導者たちが、我慢しきれずキレた行動に出たというのが真実ではないかと、このタロットを見て思います。
つまり北朝鮮は、国家としてかなりドン詰まったところに来ていると考えられます。
どうしても「援助」が欲しい!
ところがあまりにも肥大した傲慢な政治体制、孤立した国際関係の中で、素直にそれを言い出せない。
自分が一番偉いんだと信じたがっている傲慢で冷酷な男が、思い通りにならない現実に腹を立て、激情に駆られた行動を取るのと同じように。
また現在の金親子の政治体制は、もしかしたらかなり脅かされる事態に至っているかも知れないとも感じます。
まっとうな思考ができる人間だったら、「このままではまずい」ということは理解できるわけで、反金勢力が私たちの目に触れないところで、彼らの足下を脅かしている可能性も指摘できます。
さて、ここ数日間の動静も占ってみました。
結論から言うと、戦争のような事態には発展しないと考えます。
「神の家」に若干、危険なものは感じますが、たぶん事態は大きく動かない。
動かない「吊し」と最終的な「恋人」が、それを物語っていると思われます。
この解読で正しいことを祈ります。
最終カードが「恋人」になるというのは、最初に引いた展開と同じです。
つまり「愚者」より右側が北朝鮮で、「皇帝」と「吊し」が米韓と読めます。
しかし、これはあくまでも合同演習が行われるここ数日のこと。
この先がどうなるか……。
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