復原された第一次大極殿。
すごいものですね。
すでにこの1300年祭のHPなどでは告知されておりますので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この期間中、私の書いた原作小説を中心としたミステリー・イベントが開催されます。
もちろん平城京を舞台にした推理小説です。
昨年の8月下旬、某地へ取材に行っていたというのは、この原作小説の執筆のためでした。
タイトルは「朱都の記憶」(しゅとのきおく)。
ストーリー自体の面白さは、過去のイベント原作の中では最高のものだと自負しています。
プロのゲラ校正者が、最初は校正も忘れて一気に読んだ、と評価してくれたほどです。
ただ、ミステリーとしての謎解きの難易度はあえて低めに設定しています。
現地でヒントを入手したら、きわめて簡単に解けるはず、です。
だから、本格的なミステリー・ファンには物足りないものに感じるかも知れません。
「なんだ、簡単じゃねーか!」と言わないで

一応、クライアントである奈良県の要望でそのように設定しています。
難しくしようとすれば、それはいくらでもできる話なんで。
参加してくれた人が楽しんで謎解きができ、奈良と平城京の魅力を存分に感じながら、最後は解けて「ああ、よかった」みたいに思ってくれたら、作者としては嬉しいです。
この後、ブログ上では時折、去年の夏の回顧録、取材のプロセスなんか、ちょろっと打ち明け話しようかと思っています。
いったい、私は奈良のどこをどのように見て回ったのか。
どのようにして、話が作られていったのか。
尚、このミステリー・イベントに関する記者発表が、5月24日に奈良で行われる予定です。
皆さん、今年は是非、奈良へ!
ポチッとしていただけると、嬉しいデス。
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