生まれてくる子供の名付けの協力させて頂いた方から、衝撃的なメールがありました。
出産はしたが、子供に心臓の疾病があり、手術が必要と。
応急手術後、本手術も予定されていると。
その子と、相談者である母親のために祈りました。
これまでの研究から、子供の受胎、もしくは出産時に太陽と月のアスペクトが関わっていることは、かなりの確率で確認できました。
命名の相談を受けたとき、出産時にも受胎頃と思われる時期にも、母親のチャートにこのアスペクトがなく、とくに出産時期が太陽と月の合が終了してからなのが、どうも妙に気になっていました。
子供の5ハウスには進行・天王星、それが火星とスクエア。
もろ、手術を思わせます。
しかし、進行の月(母性・子供)は太陽との合を果たした後も、ソフトアスペクトに囲まれています。
これをもって100%大丈夫とは断言できず、ただ見守っていましたが……。
たぶん、大丈夫。
そう自分に言い聞かせながら。
月はとくに個人の感情表現のツールですから。
それが良い状態であることは、結果が良いからこそ、そのような「予報」になっているものと理解できます。
それでも、不安でした。
そして昨日、本手術が成功したとの連絡がありました。
よかった~

ほんと、よかったよ~(感涙)。
じつは昨年中に、一度受胎しながら出産に至れなかった他の方の報告を受けていました。
そのケースでも、受胎時期が微妙に太陽と月のアスペクトとずれがあったのです。
これがどういう意味を持つのか、慎重に判断しなければなりません。
現時点でのデータで考えると、太陽と月のアスペクトを外して受胎した場合、あるいは出産時期がそれに合致しない場合、その子の出生に不安定な要因を抱え込んでいると言えるのかも知れません。
太陽と月の合やトライン、セクスタイルなどは、運命的な因果を表示しています。
この座相で、一生の友達やライフワーク、また伴侶などに出会う人は多い。
一生もの、ということになったら、これは子供も当然そうです。
ですから、親にとって子供の出産時に、太陽と月のアスペクトがあることはごく自然なことなのです(かならずしもではありません。他の有力な子供や出産に関係する星とのアスペクトで起きることもあります)。
が。
今回の子のケースは、太陽と月のアスペクトを外して受胎した場合でも、なんらかの難関をクリアすれば、そのほどけかけた絆を結ぶことができるのだということを示してくれたようにも思えます。
即断はできません。
でも、希望は持ちたい。
この世に生を受けることは、まさに奇跡。
生まれてきた子は、親や兄弟とぴたりと合うパズルのピースのような運勢を持っている。
そのような確率でのチャートに生まれること。
ほんとうに奇跡以外のなにものでもない。
その子の健やかな成長。
親御さんとの幸せな関係を。
祈ります。
