三つの神社へ |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今朝は窓に結露がついていませんでした。
暖かそうな日ですね。
昨日もそうでしたが、ようやく冬の厳しさが柔らいてゆくのでしょうか。

昨日、とある三つの神社にお参りしました。
今回のミュージカルに関連して、どうしても事前に参拝しておきたい地元の神社でした。
神頼みというよりは、ご挨拶に伺ったという感じです。

倉敷市の児島は、不思議な因縁のある土地のように思われます。
紀州の熊野三山を移植した、新熊野三山が児島にはあるのですが、本来、この土地で信仰されていた神は謎です。
出雲系の神様であることは間違いなく、だからこそ四国の金比羅山と、児島の由加山は両参りするようになっていたと考えられます。
金比羅山は大物主命、由加山は大物主命のお世話をするように言いつかった天津神系の神様なのですが、本来は違っていたのではないか?
大物主に非常に近いところにある有力な神様で、それはきっと海の神様だったはず。

なぜなら児島は、記紀にも記されているとおり、昔は「島」だったから。
児島が本州とつながれて半島化したのは江戸時代の話で、近世になってからなのです。

まあ、そうした謎めいた神話時代のことに思いをはせつつ、昨日のお参りとなったのです。
最初は熊野大社へ。
そしてその後背に位置する小高い山の上にある神社へ。
そして、さらにその二つめの神社と対になっていると思われる、地元では熊野大社と並ぶほど有力な神社へ……。

ちょうどそのとき、神社のお社の真上に太陽が昇ってきていて、輝いていました。
あまりのタイミングの良さに呆然としました。
来るべくして来たのかなあ、みたいな感慨に打たれました。

もちろん、ミュージカルの成功を祈願しました。
この物語が構想通り、テーマ通り、人々の心を打つものとなり、地元にも貢献できますように、と。

桜の季節になったら、また行ってみよう。
桜の花のように美しく、生命力に満ちた女神の下へ。

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