きっと愛になれる |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

いきなり昨日、「夕方出勤でいいから、ゆっくり出てきてください」と言われ、大晦日の昼を自宅で過ごしているzephyrです。
こういうことも、ここ数年なかったな。
ま、やることはいっぱいあるから。

一年を振り返ると、いろんなことがあったことに、今さらながら気づかされます。
かなり全力で駆け抜けてきました。
小説でも占星術でも、自分なりの成果が出せた年でした。
もちろんまだまだなのですが。
今、私の手元にはイベント原作のゲラが届いています。これから著者校正です。
思い入れのある作品になりました。
その土地の魅力を作品の中に、登場人物たちと解け合わせた形で綴ることができました。この点においては、過去最高のものになったはずです。
クライアントからもおおむね好評をいただいているようです。
謎解きの部分では、難易度を高く設定せず、「解けるミステリー」「考えて楽しめるミステリー」に留めています。これも意図的なものなので、ミステリー・ファンなら簡単に解いてしまうかも知れません。しかし、参加する大多数の人はファンでもマニアでもないのです。
だからこそ、読んで面白いもの、解き明かせる喜びのあるものを念頭に置き、書き上げました。
謎解きに関しては、自分なりの採点ではまだ75点くらいか? もっとうまく作品内容と融合させたかった。とはいえ、そうそうなにもかもうまくは行かないもの。イベントの話は制約が多すぎるあせる
話のイメージは、これはもう100%気に入っています。p(^-^)q

占星術はじわーっとクライアントが増える一方です。
メールでの鑑定も増加傾向にあります。
多くの人と関わって生きています。微力ながら、その人の幸せに役立てることができればと。
中には深く関わっている人もいます。
その人の涙に同じように悲しみを感じ、だからこそ幸せになってもらいと強く願い。

さる神社の境内で空を仰ぎ、人の縁(えにし)とは不思議なものと思いました。
たしかに私は多くの人生に関わっています(強弱、深い浅いはありますが)。
その全部がきっと、見えない何かでつながっている。
だから、出会う人に皆、どこかで愛を感じる。
そして私自身もまた、その相手から受け取れるものがある。
過去を振り切る勇気。
今を生き抜く強さ。

今年、精神的にも大きく揺るがされる年でした。
様々な方面からのプレッシャーも感じながら、その不安を押しのけながら過ごしました。
でも、きっとそんなことにさえ、意味がある。
悲しいことはいつまでも続かない。
人には皆、出会うべき出会いがあり、得るべき縁がある。
そして手にすることのできる幸せがある。

要はその幸せを手にすることのできる状態になれるかどうか。
幸せになれば幸せはやってくる。
逆説的ですが、きっとそう。
愛になれば、愛に出会う。
きっとそう。

関わるすべての人が、来年、きっともっと幸せになれる。
光になれる。
愛になれる。

そう信じて、今年最後のブログの筆を置きたいと思います。

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