奈良県桜井市の纒向遺跡で3世紀前半のものとしては、国内最大級の建物跡が発見されたと、奈良市教育委員会が10日に発表した。
もっともこの3世紀前半という推定は、纒向から出土している土器の時代設定を土台としていて、この解釈が従来よりも古く考えられているという指摘もあります。
だとしても、近年、畿内の方が有利な材料が次々に出てきているのは事実。
私が最近、畿内説に傾き始めたのは、「邪馬台国発見」を読んで以来だ。
FBI超能力捜査官ジョー・マクモニーグル氏に、そのリモート・ビューイング能力で過去を透視してもらい、邪馬台国や卑弥呼の存在した場所、そのころの状況を透視してもらおうというユニークな試みの結果、卑弥呼の居城は大和と山口の二つにあった、という結論を得たというその本には、なにか当時の日本の非常にリアルな現実味が感じられました(もちろん私の主観です)。
私は昔から、邪馬台国九州論者でした。論者というよりも、そっち側だったというに過ぎませんが。
推理作家は松本清張先生以来、九州説に傾く人が多い。
それは魏志倭人伝という文献だけを重視したとき、その内容がやはり九州とか南国的なものが感じ取られることと無縁ではないのかも知れません。
やはり物書きは、文献に引きつけられる。
それに一昔前は、九州説の方が吉野ヶ里遺跡をはじめ、考古学的にも有利な状況がそろっていました。
私の人生には、なぜか霊能力みたいなものがある人がけっこう関わってくることが多かったのですが、その中のお一人が断定的に邪馬台国は九州にあったことを語っていました。
その影響もあったのでしょう。
私もなんとなく邪馬台国は九州にあったんだと考えていました。
しかし、同じ霊能力者でも大和に卑弥呼がいたということを指摘していた人もいます。これは海外から来た方だったと思いますが、何かの雑誌の紹介されていました。
霊能力者のいうことは、なかなかに不可解です????
何を信じていいのやら。
マクモニーグル氏の能力はいわゆる霊能力ではなく、軍事目的の訓練によって開発されたもので、異なるという話ですが、占星術的にはそのような能力は冥王星か海王星の領域であることには変わりありません。
しかし、これまで現実の犯罪捜査の中で数々の成果を上げてきたという「実績」は、ほかの霊能力者にはないものです。
かなり信じても良いかも、と思い始めていました。
私は過去、邪馬台国に関する小説を書いたことがあるのですが、やはり九州説を採っていて、しかもこの小説は何度書き直しても、かならず没になるという憂き目を見てきました。
私の人生を主導しているのが冥王星ですから、もしその領域からの干渉を受けるような内容であったのなら、もしかしたら「真実ではないから」拒否られたのかも知れません。
私の中の邪馬台国論争。
畿内説で組み替えなおして、書き直してみたら、ひょっとしたら良い結果が出るかも?
