星座とカラー、続編 |  ZEPHYR

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カラーに関する記事に、コメントや意見をお寄せ頂き、ありがとうございます。
今日会ったある女性は、カラーに関してはいろいろなものが好きで、絞れないというようなご意見もありました。

ちょっと、いろいろと考えてみるに……。
こういうことなのではないかという、推測が成り立つような気がします。あくまでも推論ですが。
というのは、「月」なのです。

月はその人が幼年期から蓄積してきた、無意識領域までカバーする感情をの象徴です。
この天体が、やはりその人のチャートの中では、もっとも大きく「好み」を左右するはずです。
1ハウスに月がある人は、「好き嫌い」が激しくなる傾向があります。それが第一性格となってしまうためです。
カラーも、もしかすると月が選ばせている可能性があります。

だとすると、月が1ハウスにある人は月そのもののカラーである、白、真珠色、緑、銀などに反応しやすく、その月が入っている星座の色も背景として有効なのかも知れません。
私の場合は月は1ハウスで天秤座。
天秤座はパステルカラー、淡紅色、ベージュ、紺で、私自身、淡い中間色的なものは自分自身の名刺のデザインに使ったりしています。
自分自身をカラーで表現すると何色になる?といった質問があれば、私は淡いエメラルドグリーンのようなものを挙げるかも知れません。
それは天秤座の範疇になります。

1ハウスでなくとも、月のある星座の色は好みのものとなりやすいかも知れません。
前述の女性の月は射手座にあり、紫、ワインカラー、濃紺などがあります。もともと紫は赤と青の混合色です。
ミュータブルサイン(変動宮=射手座、魚座、双子座、乙女座)の人の好みは、多方面に分岐する可能性があります。センサーが多いからです。
これが好みが絞れない理由かも知れません。当人も紫は好きとのこと。

質問のあった薫さんは、双子座の太陽、射手座の月なので、月に関しては上記の通りです。
太陽の双子座は、空色、淡い青色ですかね。
どうでしょう? 好みに合っていますか? 射手座、双子座はどちらもミュータブルサインで、他にも反応する色があるかも知れませんが。
あとアセンダントは獅子座なので、ゴールドやオレンジも好みの範疇に入っているかも知れません。

火のエレメント(牡羊座、獅子座、射手座)は暖色系、風のエレメント(双子座、天秤座、水瓶座)は寒色系、地のエレメントのうち乙女座、山羊座は暗めのカラー、金星を支配星とする牡牛座だけはパステルカラーや若草色、薄い黄色なども含み、水のエレメント蟹座は白、銀、蠍座は深紅、暗赤色、魚座は深い緑や紫、ネイビーブルーといった全体傾向があります。
これらのどこに月が入っているかによって、愛好カラーが変わってくるかも知れません。

また、やはり1ハウスに入っている天体の影響は大きそうです。
ここに土星などがあれば、黒を好むかも知れません。

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