二つの巨大地震とチャートの関連性 |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

一日のうちに巨大地震が二度も……(サモアは現地時間は29日)。
発生した場所が離れているため、二つの地震に関連性はないというのが、普通の地震学者の見解です。
これは良識的な見解です。
しかし、改めて検証すると、ホロスコープ上には非常に大きな地震が発生しても不思議ではないコンビネーションが確認できます。すべては後知恵ですが。

じつは今年の2月の初旬、私は似たような配置をチャート上で事前確認していました。
それで警戒するように呼びかけていたのですが、そのときは浅間山、桜島などの噴火があり、目立った地震がぱたりとたち消えてしまい、肩すかしを食ったような感じでした。
そのときの経験があるので、今回、同じ星の配置があっても、その数値を低く見積もっていたのです。
これは痛恨のミスです。
★のグラフは現状、過去のデータとつきあわせて、やはり私が個人的な判断で配当する★の数を決めているのですが、もう少し客観的な方法をとるべきだと教えられました。

2月と今回の星の配置は似ているのか?
疑問に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、通常のチャートを開いてもそれはわからないと思います。
実際、今回の二つの巨大地震のチャートを作成しても、おそらく「これで地震が起きるの? こんなにひどい地震が?」という印象が強いと思います。
たしかに土星・天王星はオポジション、それにゆるく冥王星がスクエアで参加するTスクエアができています。しかし、これだけではこの9月30日でなければならないという理由が説明できないはずです。

これらについての解明は「地震占星学」の中で詳細に述べていくつもりです(現在、細々と執筆中)。

また、今回の二つの地震は、ずっと課題だった地震発生のポイント、地域についてもある示唆を与えてくれました。
皮肉なことなのですが、これほど大きな地震だったからこそ、わかったことがあります。

9月の星のグラフは、新しい基準で星の配当をし直してみます。
こうやって徐々に修正していくしかないのでしょうね。
長い道のりですが、応援してやってください。

またどうか、今回の二つの地震で亡くなられた大勢の方の冥福を、皆さんで祈ってあげてください。
被災地にも一刻も早い救援が届きますように。

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