一時的なものですが、あと1年ちょっとは効力が持続します。
ハードですから、海王星の様々な悪しき側面が私自身のコンディションをかき乱したり、また海王星的な出来事や人物が出現したりということが当然考えられ、これまでもそういったことがあったことは、このブログでも報告してきました。
海王星のダークサイドは、ある意味、本当に悪魔的です。
嘘偽り、詐欺、まやかし、ごまかし、いい加減、無責任、不正、不義、淫ら、といったことが海王星の悪しき側面ですが、たとえば「酒」「海」といったことも海王星です。
私は今年、とくに上記のような事柄に自分が染まらないように注意してきました。
とくに嘘、ごまかし、いい加減といったことにならないように、仕事上でも自分自身の「心」に気を配ってきました。
まあ、お酒はほとんど毎晩楽しんでいたりしますが、これはまあ、ほら、このハードアスペクト時だけじゃなく、以前からのことですから、過ぎなければ、ねえ……（←このあたり必死の自己弁護
）しかし、運気そのものを帳消しにすることはできません。私にできるのは、私自身が海王星のダークサイドに落ちないようにすることだけです。
今年の4月くらいからなのですが、私のそばにやって来た男性がいます。
これはある仕事上の問題なので、私の意志では避けられません。
いい加減で、本当にちゃらんぽらん、無責任な感じのする人物です。
その人物のチャートも本人に頼まれて検証したのですが、まさに海王星的な人物で、しかも海王星がらみのハードアスペクトだらけです。
感じがするだけではなく、中身もその可能性が大です。
それでも悪い人間ではないのかな、と好意的に接してきました。星はその人の中に「性格」として結実する場合と、「運気や具体的な出来事」になって結実する場合があります。
後者の場合、性格面で善良ということもあり得るのです。
悪く取っていたら、人間関係を悪くするだけです。
私は基本、人の良いところを見てつきあおうとします（それがなかなかできない対象もいますが）。
が。
しかし。
冒頭に述べた海王星の悪しき側面が、全部合体したような出来事が、先日起きました。
大事にはなりませんでしたが、皆が不愉快な思いをしました。
もちろん、その男性のアクションによって引き起こされたものです。
私はその出来事にリアルタイムで関わりにならずにすみましたが、後日、その顛末を聞かされ、唖然としてしまいました。
「最低」という言葉が何人かの口から出たようですが、それも当然かと思える所行。
やはり星の方が正直だったのかと落胆しました。
本当に、がっかりした、というのが正直な感想です。
しかし、数日を過ごすうちに、私の運気との関わりに気づきました。
私は今、海王星のハードアスペクトがある。しかし、それに染まらず、冒されず生きていこうと決意すれば、断固としてそれを拒否することは可能になる。
運気は消えませんから、具体的な「人」となって、今年、その男性は私の前に現れた、と考えられます。
この事実は、ある光明を私たちに示してくれています。
ハードアスペクト。
それもトランスサタニアン（土星以遠天体）とのハードアスペクトは、かなり深刻な被害をもたらすことがあります。
しかし、そのようなアスペクトがあったからといって、人は、その人本人が不幸にかならずしもならない、ということです。もちろん出生チャートの状況にもよります。私がもし、海王星のハードが多い人間だったら、この時期に甚大な被害を受けることは避けられなかったかも知れませんし、自分自身が海王星のダークサイドに落ちた可能性もあります。
しかし、たとえそのような厳しい状況だとしても、断固としてある状態を保てば、海王星のハードを遮断でき、自分の外側で起きるものに留められる、ということです。
そのある状態とは。
明るい気持ちでリラックスして生きてゆくこと、です。
明るく生きてゆくためには、影なるものを作らないようにしなければなりません。
私がこの時期に、もし不倫や不正に身を落としたなら、それは私自身の意識の中に、「負」を作り出すでしょう。負い目、罪悪感、などといっても良いでしょう。
「負」を作り出さないためには、そのような負い目を感じないですむ生き方をするしかありません。
つまり、平たくいうと、「正しい気持ち」で生きてゆくことなのです。
運命を悪化させる要因。
しかし、人はこれを自分の意志で排除できる。
これは人の意志が、星の力に対して無力でないことを示すものです。
やはり意志と選択で、運命は変わる。
自分自身で決めたブループリントの中に、「今回の人生で絶対に体験すると決めている」事柄でない限り。
いや、もしかしたらそのような体験でさえ、厳しい状況の中で正しく生きて行くということをクリアすれば
キャンセルできるのかも？ ？？？？
