まだ雨が降っています。
しかも雷が鳴っています。
これでようやく長い梅雨もあけるのでしょうか?
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先日、火曜日にようやく前期の講義を全終了しました。
最終プリントを回収後、採点してから帰宅しました。
生徒さんの成績評価というのは、いつもある種の葛藤を感じてしまいます。
もうちょっと今までのプリントを、せめてあと一枚出してくれていたら、単位をやれるのに……というようなケースが、かならず出てくるからです(私は試験を行わず、随時配るプリントの提出で成績を評価する方式をとっています)。
また同じ提出回数でも、単位が取れる人間ととれない人間が出てきます。
これはプリントの内容をきちんと評価しているからなのですが、その差が微妙なものだと「うーん」と唸ってしまいます。
私も人間ですから、「情」というものはあります。
できれば、みんな、ちゃんと単位をあげたい。
しかし、まじめに取り組んでプリント提出している生徒さん、皆勤で提出している生徒さんらに送るべき正当な評価というものがあり、すべての基準はそこにあります。
「かわいそうだけど、また出直してください」
そう思いつつ、成績評価表に判を押しました。
「もう終わっちゃうんですね」
と、残念そうに言ってくれる生徒さんもいました。
私が出すミステリーの難題が解けず、悔しそうにしている生徒さんもいました。
年々、講義のテクニックは上がってきていて、あきさせない方法とか進め方のようなものは身に付いてきました(まあ、構成上退屈な回もありますが)。
伝えるべきことも明確になってきました。
が。
2006年から始めたボランティア・プロフェッサー。
まだまだ未熟を痛感します。
