グランド・トラインの花嫁 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日は同じK配ぜんスタッフのYさんの結婚パーティがある日です。

Yさん、おめでとう!

あ、でも、もうYさんでもなくなるのか。Nさんですね。
K配ぜんはY人口が多かったので、これはこれでいいかも。でも、どうせみんな今までと同じニックネームで呼ぶんだろうなあ。

久々にYさんのチャートを開いてみると、きれいな正三角形が画面に出ていました。
そう。グランド・トラインです。
占星術上、もっとも幸運と言われる星位が、たった今この時期、彼女には巡ってきているのです。
進行の月が出生木星と出生金星に対してかけるものなので、持続期間は3ヶ月ほどしかありませんが、結婚に至ったこの瞬間にそれが作られていることに、「よくできてるなあ」という印象を持ちます。

進行の月がチャート上を一周するのに、だいたい27年ほどかかります。
前回に彼女のチャート上でこれが起きたのは1982年ですから、これがいかに希な時期かということをおわかり頂けるでしょう。

ここに至るまでには、さまざまな苦難のプロセスがあったYさん。
しかし、本来はもっと愛に満たされる運気を持っています。
軌道修正して、ようやく本来の道に戻ったというべきなのか。
いや、でもこの道でなければ「その人」との出逢いもなかったと思う日が来れば、過去のいっさいも浄化されるのかも知れません(すでに来ているかもしれませんが)。

幸せになって下さい。
あなたの結婚には、私はあまり不安を抱いておりません。
それを証明するようなグランド・トライン。

月はあなたの結婚を司る星です。

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