たぶん変わった親子関係 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

「頭が痛い……腰が痛い。背中も痛い」
昨日、起き抜けの娘は真っ青でした。
おまけにとうとう吐き始め……。

すでに妻は仕事に出かけた後で、私ももう二時間ほどしたら出かけなければならない状況でした。
我が家は公共交通機関などまったくない山の中。移動は万事が車です。
当然、医者へ行かなければならないわけですが、自力では運転できそうにないというので、私が連れて行かざるを得ませんでした。
すぐに勤務先のホテルの現場責任者に連絡を取ろうとしたのですが、なかなか取れず。
とりあえず私が所属している配ぜんのリーダーに電話をかけると、「大丈夫ですよ」とあっさり代行の人間を送ってくれるとのこと。
その後、ホテルの責任者とも連絡が取れたのですが、こんな時になんらかの当てにできる人間がいるというのは助かるなあと感じました。

私は好き勝手をして生きてきたので、基本、「1人」です。
組織的な意味、会社的な意味においてです(家族は別枠です)。
ずっとそうやってきたので、人を当てにしないというのが日常なのですね。
でも、やはり人間は独りでは生きられませんし、食べていく以上、社会とも関わっていなければなりません。こんなトラブルが起きたら、誰かに迷惑をかけずにはいられないわけですし。

配ぜんに属しているというのは、自分にとって今は理想的なのかも知れません。
がっちりとした組織体でもなく、ゆるい人間の集まりで形成されている、それでも仲間。

ところで、娘ですが、病院に連れて行くと急激に熱が上昇。
やはりこれは風邪かな、もしかするとインフルエンザ?
「海外には行かれてないですか」
病院でまず尋ねられました。時節柄、これは当然ですね。
結果的には普通のインフルエンザでさえなく、ただの細菌性の感冒症状だろうとのこと。

点滴を打ってもらったら、見違えるほど元気になりました。
やれやれ。

出勤は夕方からになり、その間に一仕事片づけることもできました。

娘のチャートを久しぶりに開いてみると、火星と水星が合、水星が太陽とスクエアなどの配置が今年は強いので、引き続き交通事故注意ですし、水星は呼吸器、火星は熱といった部位や症状の暗示でもありますから、風邪やインフルエンザには注意をしなければならないか。
しかし、一方で太陽は幸運の星、木星とトライン。もう少し年齢が上なら、これで結婚もあり(まだ大学生ですし、そのような兆候は皆無に近い)。とりあえずツイていている状態ですな、こりゃ。
けれど、別な方式でのチャートでは、火星が金星が合を作り始めているので、ここ2、3年で熱烈な恋愛をしそう。
まあ、お年頃ですから、恋愛の一つもしないと。
彼女の月は牡羊座ですから、火はつきやすいはず……。

なんて、父親から冷静に分析されているとは夢にも思わないで、今日もぐっすり眠っている娘なのです。

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