GW、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
いい休日を送れていますか。
あちこちで大渋滞が発生していますが、そのことで夫婦げんかなんかしないで下さいね。
昨日は瀬戸大橋でも渋滞が発生したとか。
開通当時でさえ、こんな現象はなかったのでは? 橋上渋滞なんて聞いたことないぞ、ほんと。
サービス業は毎日が忙しいです。
毎日、結構くたくたになって帰宅していますが、妻が毎夜のように足腰マッサージしてくれるおかげで、なんとか乗り切っています。自分も体調が悪かったりするのに、優しい奥さんです、ほんと。
それにだいぶ身体も忙しいのになれてきた。
とりあえず、あと2日。
がんばろー。
さて、昨日記事にした太陽と月のトラインで、両家の顔合わせと式の日取りを決めたというKという女性の話ですが。
もしかすると、ちょっと誤解があるかも知れません。
Kさんを現実に知る隊長さんからコメントがあったのですが、誤解のないように申し上げておくと、太陽と月のトラインで結ばれれば、うまく行くと決まっているわけではありません。
私がKさんに保証しているのは、「これで長い春は終わる」ことだけです。
太陽と月のトラインで、その具体的な「約束」を作ったので、この効果はほぼ確実に結婚に結びつくだろうと考えられます。
今しなければ、その彼との結婚は難しいだろう、というのも、あくまでも「やっぱりそれでも彼と結婚したい」というKさんの意志を受けて鑑定したことなので、前提としては彼女の「選択」があります。
その意志の上に立った解読であり、なら今動け、ということですね。
しかし、じつは私は彼と結婚することで幸せになれるなどとも、彼とうまく行くなどとも、一言も彼女には語っていないのです(じつはうまく行かないという意味ではありません)。
前にも記事にしたことがあるのですが、ホロスコープ・チャートには決して表示されないことがあります。
それは「幸せ」です。
よく「あたし、幸せになれますか」と問われます。
もちろん、なれます。答えは決まっています。
しかし、それは本人次第なのです。どっちかというと、星はあまり関係ないのです。
非常にハードアスペクトの多い人の人生には、やはりそれなりに苦難は多いものです。
しかし、どんなにハードが多くても、その環境の中で幸せでいることはできます。
私の友人の1人には、そういう苦難の多い人生の中で、奥さんと子供たちとの関係だけは守り抜いている男がいます。彼は今、幸せだろうと思います。
しかしもし、その苦難の中で夫婦で喧嘩ばかりして、子供に当たり散らし……そんな日常を送っていたら、誰だって幸せになれませんよね。
星々のアスペクトは運気を作り、運気は天気のようなものだと、繰り返し申し上げてきました。
明日は晴れ、明後日は雨、次は台風が来る。
その運気自体は人間には変えられません。
しかし、雨の降ったとき、家にいるのか出かけるのか、家にいるとすれば誰と、どのように過ごすのか。
それらはすべて本人の意志と選択によるものです。
太陽と月のトラインもまた、「運気」の一つです。
これは効果としては確実に良き縁をもたらしてくれます(ほかに重複して、よほど悪いアスペクトがない限り)。
しかし、その後のことはすべて本人次第なのです。
太陽と月のトラインで得た良き縁を、むちゃくちゃに壊してしまうことも、人間にはできます。
逆にハードアスペクトで結ばれたけれど、それだけのお互いの努力や思いやりで幸せにやっていける人間もいます。
じつは相性や縁には、決定的に良くない関係というのもあります。
これだけはやめといたほうがいい、まず無理だから、と最初から分かっているような組み合わせです。
ごく少数の例外的なものです。
しかし、ほかのほとんどのケースでは、それぞれの状況の中でものをいうのは、「その人の意志」です。
この場合は、愛といっても良いでしょう。
愛ある生き方が、自分自身と相手に対してできれば、当然、幸せになれます。
うまく行きます。
しかし、Kさんであろうと、他の誰であろうと、その愛なくしてうまく行くことなどあり得ないのです。
幸せはチャートに表示されない。
それは本人の心の中にだけ存在します。