一昨日のこと。
「とうとう、両家の顔お合わせしました。式の日取りも来年の某月某日に決めてきました」
ある女性Kさんから、そのような報告を受けました。
思わず、「本当かあ~?」と顔をしかめてみせたzephyrです。
というのも、このKさん、長いながぁ~い春を、その相手の男性と過ごしてきており、周囲から「本当にする気あるのか」とさんざんいわれていた女性だったのです。
これまでも互いに結婚しようと思った時期がずれたり、しようとしたときには不幸があったりと、とにかくタイミングが悪かった。とくに相手の男性が、いろいろと仕事上のこだわりがあり、自分なりに納得できないと結婚できないと。
まあ、世の中にはこういうことを言う男性がいます。
責任感が強いといえば聞こえは良いのですが、それで三十路超えてさらに数年、恋人を引っ張り続ける方が、よっぽど無責任ではないのか? という見方もできます。
真面目に結婚を考えているのなら、人間というのは生ものですから、やっぱりいろいろとあるじゃありませんか?
「今しなかったら、この人とは永遠になくなるかもしれないよ」と、かなり脅しておいたのですが、仕事上の上司からの「いい加減に結婚しろ」的な強い圧力と具体的な行動強制もあり、とうとうここまでこぎつけたようです。
Kさんのチャートは、ここのところ開くことはなかったのですが、ぱっと見て、笑ってしまいました。
そして、私は言いました。
「あ、これは本物だ。良かったね、Kさん。これで間違いなく結婚できるよ」
日取りを決めてきたというのですから、まずキャンセルなんかはないでしょうが、しかし、この2人に関してはなかなか安心はできません。
が。
Kさんのチャートには、なんと現在、太陽と月のトラインがあるのです。
進行太陽に対して、進行の月がトラインをかける形ですが、これでも十分です。
人生上の重要な縁が生じるとき。
これが太陽と月のトラインですから、見事にその意味を果たしてします。
良き典型です。
まあ、男女の事柄とは限りません。
良いご縁の仕事に出会うときなのかも知れませんし、子供の出産なんて例もあるでしょう。
いろいろと考えられますが、放っておいても、やっぱり起きるべき時には起きているものだな、と星々のアスペクトの不思議さを痛感致しました。
幸せになれよー。