桜の満開の下で |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

「この日にはきっと解決しますよ」
そう予言していた人がいる。ここ何年も、ずっと懸案だった事柄。どうしてもクリアしなければならない課題。
ホロスコープ・チャートを読み、私はその人にそう告げていました。そして、それが昨日でした。
「無事、完了しました」
そんなメールが届きました。

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我が家の大桜です。
樹齢おそらく100年以上だと思います。我が家の旧宅跡の庭先にあります。
一昨日。私はこの大桜を見て、ふと「お花見をしよう」と思い立ちました。
お花見なんか、ここ数年、いや十数年、したことがありません。いつもいつも仕事で、そんな風流な気分になれなかったり、家族の都合が合わなかったり。
みんなの都合が合わなくても、息子と二人だけでも良いからやろう、と思いました。
妻は残念ながら仕事。
娘は大学へ行くものと思っていたら、「行くけど、すぐ帰ってくる」というので、とりあえず3人でプチ・バーベキューをしようと。

そうして昨日、準備をしていたら、「その人」からメールが入りました。
とうとう彼女はやり抜いたのです(なにを、という話は個人情報なので、ここでは書けません)。
ちょうどいいので、私は「お祝いをしましょう」とBBQに誘いました。
ちょうど炭もいい感じで出来上がり、少しずつ焼いて食べ始めていると、彼女は二人のお子さんを連れてやって来ました。

先月、ZEPHYRスタッフの神奈女凛が嫁いで行きました。
みんなにびっくりパーティを開いてもらい、幸せに向かって(幸せになれるかどうか、それは本人次第。私は保証書なんか書きません)。
そうして、今度はその「彼女」が長年の呪縛を解き放ち、大事にしなければならないものを、本当に取り戻すことができました。
私はこの二人の女性の行く末を見守ろうと決めています。
理由はとくにありません。
彼女たちの人生に関わった占星術師として、やはりどうしても気になる人というのがいます。
ほかにも何人か、この人たちはどうなっていくんだろう、どんなプロセスを辿るんだろう、と思っている人達がいます。

気になっている人達というのは、往々にして「少々、大変な運気の持ち主」です。
でも、ただ大変なだけではなく、やはり私個人と何らかの運気的なつながりがあり、「縁」を持っている人達なんだろうと思います。
だからこそ関わるし、気にもなる。
気にならない人もいます。
たとえば縁があっても、「放っておいても大丈夫」とか、「必要とされるまではなにも言う必要がない」、あるいは「結婚した相手である旦那さんに任せておけば大丈夫」とか、わりと自分と切り離して無責任でいられる人達。
その人たちにも幸せになってほしいと願う気持ちは同じようにあります。

どうか、みんな、幸せになってほしい。
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満開の桜。
大桜の枝は、私たちを包み込むように咲き誇っています。
良い日だなあ、としみじみ思いました。

みんな、幸せに。

いつかこの桜が、世界中の人々の頭上に広がることを願って。
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