一つ目のゴールへ向けて |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

10日。
イラクで自爆テロがありました。33人が死亡。
警察関係者や軍関係者が「市場」を視察している最中を狙ったテロとの報道。
スリランカでも閣僚らが参加した集会を狙った自爆テロが発生。少なくとも10人以上が死亡したとのことです。
そして、同日、鹿児島の桜島で小規模な噴火がありました。

テロと火山噴火(地震)は、別種の出来事に見えて、占星学的には通底した原因があります。
両方をカヴァーできる星は、冥王星です。これには「地下」「テロ」などの意味があり、10日はとくにこれが火星(火)の刺激を受けていました。
<3月の占星術予測>の中で、8、9、10日に火星が猛威をふるうと記述していたのは、このアスペクトを読んでのことです。
この後、火星は天王星とのアスペクトを結んでいきます。
火星的な暴力エネルギーは、今後、テロ(冥王星)からよりメカニックな領域、システム的な領域(天王星)へ移っていくはずです。テロの可能性は依然としてありますが、どちらかといえばやはり交通機関や通信システムの事故・障害、北朝鮮のミサイル問題、各国内外の勢力対立(軍事対立も)といったものを呼び起こしそうです。

不動産投資ファンド、パシフィック・ホールディングスも同じ10日に、会社更生法の適用を申請。日本綜合地所に次ぐ大型倒産です。
これは金星・天王星の合が原因の「経済的破綻」ですが、冥王星や土星も関係しています。どちらも不動産に関わっている星だからです。
しかし、この後3月下旬に向け、土星・天王星のハードアスペクトは勢力を段階的に弱め、解消に向かっていきます。
この一応の消滅は4月9日です。
それでもなお、金星・天王星の合は残るので、まだしばらくは厳しい状況が続くかとは思われますが、しかし、本体の黒幕が消失するので、いくぶん風通しが良くなることを期待したいです。

しばらくは忍耐の時期が続きそうですが、一つ目のゴールは見えてきた感じがします。
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