日本の政権はこの先どうなる? |  ZEPHYR

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上場企業の倒産件数が、戦後最多を記録しているそうです。
一方で西松建設の巨額献金問題は、政界に広がりつつあります。
これらの出来事の背景にあるのは、金星・天王星のコンジャンクション(合)で、さらにその背後には土星・天王星のオポジション(180度)が控えているわけで、金星・天王星の合が今後、密度を高めていくことを考えると、企業倒産や政界のカネの問題はこれからが本番といった印象も受けます。

今月の上旬(5日~11日)は、海に関する問題も指摘していましたが、この該当時期に米韓の合同軍事演習が日本海で始まり、北朝鮮との間に軋轢が生じてしまっているのも見逃せないところです。
他に、米海軍の海洋調査船が南シナ海で、中国船に囲まれるなどの妨害行為を受けるという事件が発生、タイで日本人を含むダイビング客を乗せたチャーター船が沈没、日本人1名を含む7名が行方不明となる事故、ハワイで日本人女性が水死するなどの事故も起きています。

一方で火星が暴走する時期で、兵庫尼崎では商店街から出火した火災で、40棟が全半焼しました。

読者の皆様は、火星の火の粉が降りかからないように、あるいはご自分が「出火元」にならないようにご注意下さい。つまり乱暴な言動や行為によって、対人関係に問題を引き起こしたり、また単純に火元に注意するとか、そういったことですが。

それにしてもかえすがえすも残念なのは、現在の日本政界のありようです。
与党が悪いとか野党がどうとかいうのではないのですが、昨年末までに有効な手を打てていれば、少なくとも現在のような経済状態ではなくなっていたと考えられます。
むろん責任の多くは、政権担当側にあります。

さらに今回の献金問題のように、こうも叩けば埃ばかり出るようでは……。

月半ばに向かって、火星と天王星のハードアスペクトが強化されていく中、日本にはしっかり舵取りしてくれる政治家が不在。
自分たちと自分たちの政党のことばかりで頭がいっぱいときている。
この後、北朝鮮にも動きがあるかも知れませんし、中東地域全体が心配です。火種だらけですから。
とくにアフガニスタン、イラクからの米軍の撤退が進められているイラク、そしてイスラエルとパレスチナ。

しかし、もともと麻生政権はその発足時に、宿命的な動かし難い出来事によって拘束されるようなホロスコープを持っていました。
当初、選挙管理内閣として誕生した政権ですし、その命運は本来なら昨年末に尽きているはずでした。
現にその時期には麻生政権は内部崩壊を起こしてしまっていました。
実際、昨年末に終わるような運気があったのです。
しかし、「経済対策優先」ということで政権維持を貫いてここまで来たわけですが、次々に問題が発生。
3日。小沢民主党代表の公設第一秘書が逮捕された頃、麻生政権には「棚ぼた」的な幸運配置がありました。
この後はどうなるのか?

私の見るところ、この後しばらく、この政権に「女性」や「子供」の問題がクローズアップされてくるように思えます。
女性閣僚に何か問題が起きるのかも知れませんし、子供や婦人に関する社会的問題に直面するのかも知れません。もしかすると、次期総裁候補に女性の名前が挙がるのかも知れません。
この配置はしばらく続きます。
4月下旬には、麻生政権のホロスコープにグランドクロス(十字型配置)が生じます。
4月25日ごろ、政権は重大な局面に対し、そしてこの後、総選挙への動きが表面化するかも知れません。

人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。
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