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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

昨日は夜、仕事を終える頃に耳鳴りを感じました。
それほど強いものではなかったのですが、はっきりとした耳鳴りでした。
そのわずか2~3時間後、8日の1時44分頃、地元の瀬戸内海中部でマグニチュード3.5の地震が発生しました。震度1ですから、まったくたいしたことはないのですが、なるほど人間もやっぱり動物なんだなあと、我が身で感じました。
地震の起きる前、耳鳴りを感じる人は多いようです。
どういう理由、生理現象なのかは分かりませんが。

今日8日は、沖縄本島北西沖でもM4.9の地震が起きています。震度は1。
4.9と言えば、かなり大きな地震です。内陸で起きていたらびっくりものですし、場合によっては被害が出るでしょう。
7日には北海道の東方沖で、M4.2。
5日には和歌山県南方沖で、M4.1。
4日には北海道南西沖で、M4.2。三陸沖でM4。
主だったところでは上記のような地震が発生し続けています。体感的にも震度2程度のものが非常に多いようで、これらは2月初旬のハードアスペクトが、ばらばらに砕けて広がっているもののように思えます。
幸いなことに内陸で起きる地震は、すべてマグニチュードが低めであることが、日本にとっては幸いしています。

世界的にはどうなのかというと、この初旬はやはり変に地震が少ない(喜ばしいことですが)。
ハードアスペクトが非常に強まるとしていた3日に、やはりM6の地震がペルーの沿岸部で発生しています。2月ここまでの地震に関しては、このペルーの地震がもっとも強いものですから、予測自体は間違っていなかったと言えるでしょう。
ただ、私はこの時期にもっと数多くの地震が発生すると読んでいましたし、もう少し大きなものも来る可能性が高いとしてきました。

その代わりのように、浅間山桜島が2日に相次いで噴火しました。
これをもって予測が的中したなどと強弁するつもりはありません。占星学上、火山噴火と地震の発生状況にどのような因果関係があるのか(あるいはないのか)、今後も観測し続けてデータを取る必要があります。場合によっては私の考えが完全に間違っている可能性もあるからです。
火山噴火があった場合、地震を発生させるだけのハードアスペクトもその分、消化されてしまう、というのは、占星学的な法則から出された「推理」に過ぎません。
「推理」には「実証」が必要です。
それにはこの先の観測が欠かせないわけで、科学的な分析姿勢というのを忘れるつもりはありません。

皆様にもそのあたりのことをご理解頂き、寛容の精神で見守ってやって下さい。
よろしくお願い申し上げます。