コメントレス、ばかりじゃないよ |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

青木泉さん。
ありがとうございます。「下読み」の人も読んでくれているのではないかと思うのですが……。
どうなんでしょう?

藍さん。
23日は、朝の間は天気が良くて、この屋根の上は結構、暖かかったようです。この屋根は、廃車になった保冷車のコンテナで、我が家が物置に使っているものです。猫たちのコミュニケーションの場として使われています(あるいはコミュニケーションを拒否した居眠りの場として)。

ちゃいちゃいさん。
オバマ大統領には、人に期待感を抱かせる何かがありますね、たしかに。大統領就任時のホロスコープには、大きな幸運の加護が示されていますが、一方でエリスは地下や暗殺に関わる12ハウスにいて、火星とハードアスペクトになっていてちょっと不気味です。もしかすると好戦的な一面を隠し持っているのかも知れませんが、必ずしも大統領の政治性格として出るとは限りません。暗殺やテロの危機を常に背景に持ち続けることの暗示かも。

ただ、大統領就任時のホロスコープは、当然、その大統領の任期中の傾向を示すと考えられます。
麻生総理の指名時のホロスコープは、それはもう顕著なスチャラカ性格が出ていて笑ったものですが、実際その通りであることが怖いです。
そこから考えると、オバマ大統領就任時のホロスコープには、いくつかの大きな特徴があります。
まず空の頂上付近に、火星、太陽、水星、木星といった能動的な星が集中していることです。かなりの指導力を発揮することを物語っています。

8ハウスにある冥王星は不気味です。宿命的な影響力を及ぼします。彼の政治力に、彼の遺伝的な血統とかいったものが大きく働きそうです。しかし、やはり本来の居場所である8ハウスにある冥王星は、悪くすると「死」や「破滅」といったものに関わりやすい。しかし、本人に危機をもたらすというより、そういった究極的な破滅の状況を目の当たりにするといった印象を受けます。

火星は、現在の土星・天王星のハードアスペクトを調停する形になっています。
これはたとえば、イスラエルとパレスチナの関係を取り持ち、修復させようと行動することを意味しているのかも知れません。イスラエルのガザ攻撃も、このハードアスペクトの最中に行われたこと、火星のサビアンシンボルなども重ね合わせて考えると、様々な支援策を講じて、水面下で交渉を行っていきそうに思えます。
しかし、もう一つ別な見方もできます。土星・天王星のもたらした世界不況。これを克服するために、火星(軍事力)に頼るということです。つまり不景気回復のための軍事行動(お金になりますものね)というシナリオです。これは考えたくないですね。

そして5ハウスの土星。これはおそらく投機マネーが、このオバマ政権にとって、重大な障害となるという暗示のような気がします。制御できないのでしょう。
もう一つ別な見方は、子供の問題です。世間全般に言えますが、かなり個人的なレベルで、オバマ大統領の子供の問題かも知れないのです。

彼が新しい世界観を、アメリカ内外に示してくれることをやはり期待せずにはおれません。