2月に予測される地震について |  ZEPHYR

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<占星術予測に関するスタンス>をご一読の上、以下の記事をお読み下さい(すでに読まれたことのある方は、飛ばして先へお進み下さい)。

もこさん。
貴重な情報をありがとうございます。
その雲が地震雲だったのかどうか、今や判定する決め手はないと思いますが、そうであった可能性は高いと思います。
9日は一日雨だったというのが興味深いです。
<1月の予測、追加修正>の中で、9、10、11日を危険度が高いと追加していますが、この9日にコスタリカでM6.1の地震が発生して、土砂崩れに巻き込まれて子供が亡くなるなど、被害が出ています(日本時間にして9日)。
もしかするとですが、日本でも同クラスの地震が起きるだけのエネルギーが大地にたまっていたのかも知れません。
だから、前兆としての地震雲は出た。
しかし、「現時点で日本に大きな被害の出る地震は来ない」という運気的な前提があるために、結果的に中和の雨が降った(科学的な根拠は今のところありません。念のため)。
そういう流れだったのかも知れませんね。

こういった因果関係については、皆さんから今回のようなケースで情報を寄せて頂けると、大変有り難いです。今後も観測を続けて、予測に役立てたいと思います。

ついでなので、2月初旬の地震について、もう少し詳しく述べておきます(注・最も早く作用した場合、1月30、31に起きる可能性も多少あります)。
しかし、その前に少しだけ説明しておかないといけないことがあります。
私がよく「この時期に日本に大きな地震が来ない」などと述べているのは、どういう根拠なの? と疑問に思われる方もいらっしゃるかも知れません。ここを知っておいてもらうと、地震への備え、心構えがどの程度必要なのかということも自己判断して頂けるかと思います。

私がこれに気づいたのは、昨年の9月の、例のジュセリーノ予言の真偽を突き止めるために、過去の地震の事例について占星術的にかなり突っ込んだ研究を行った結果、見つけ出したという経緯があります。
これに気づいたから、直前で私は9月13日に日本に大地震は来ないと判定できたのですが。

このブログを読んで下さっている方は記事を読まれたことがあるかも知れませんが、個人の運勢を読むときでも、基本は出生ホロスコープです。
そこに事故運が明確に出ている人は、そういう意味で危険な運気が巡ってきたときに、「事故」という現実が発生します。
しかし、事故運がまったくない人に同じ運気が巡ってきても、その人は「事故」という現実には遭遇しないのです。
出生ホロスコープは、すべての基礎であり、その人の人生設計図のようなものです。
そこに表示されているものにこそ意味があり、それが発現するのはいつか、ということなのです。

じつは日本やその他の国々にも出生ホロスコープがあります。
この研究が非常に重要なのですが、この点については日本も複数の出生ホロスコープ候補があり、私もまだ特定できていません。
しかし、それ以外にもたとえばある年の一定期間の状態を示すホロスコープは作成できます。
そこに地震の暗示があるかどうかが、その一定期間に本当に地震が来るかどうかを判定する、有力な材料となるのです。
このホロスコープの中で、たとえば昨年の日本の7月末頃までの運気の中には、「大地の揺れ」を暗示する明瞭な配置が出ていました。
結果、岩手・宮城内陸地震が冥王星の移動と共に発生しました。
中国は? 四川省大地震の中国は?
もちろん、非常に明確な配置が確認でき、しかも冥王星は死の宮、8ハウスに座していました(多数の犠牲の暗示)。

こういった研究の結果、2008年の後半期、日本には大きな地震を暗示するものはない、と判断できたのです。
だから、繰り返し、大丈夫と申し上げてきました。

では、2009年はどうなの? この時期に日本に地震が起きる可能性はあるのか?

あります。

「ひええ~」と悲鳴を上げる必要はありません。
とりあえず、この夏頃までの前半期のことを申し上げておきますが、もっとも強く出ているのは経済の問題です。
予期せぬアクシデントで、多くの人命が失われるような事故があるかも知れません(飛行機?)。
しかし、地震の暗示としては控えめだろうと思えます。
少なくとも阪神大震災前夜のような、危機的なものとはまったく異なります。
強い地震が発生しても被害は小規模に留まるのではないかと思っています。
起きるとすれば(比較的大きなものに絞っていうと)、海を震源とするものが7割、内陸が3割という印象を抱いていますが、このあたりも研究途上です。

したがって、警戒レベルとしては中程度でいいと感じています。

むろん、たとえ規模が小さくても、少なくても、死者などが出るのは望ましいことではありませんから、本当に危険な期間には警戒レベルを上げておいて下さい。
本当に危険そうな時は、できるだけそのような形で警報を出しておきます(私にホロスコープ解読の時間が与えられ、見落としたりしなければ)。

で、この2月初旬の地震ですが、危険度がかなり高い地震の暗示です。
日本での発生、被害は?
あるかも知れません。
ないと安直に言い切ってしまうには、ちょっと危険すぎます。

なので、警戒は怠らないで下さい。
どちらかと言えば、海外で発生する可能性の方が高いと思いますが。

なにが原因なの?
もしかして、あれじゃないの? 前に2月5日に土星・天王星のハードアスペクトが誤差なしになると言ってた、あれ。あれと関係があるの?

はい。そう思われた方、大正解です。
背後には土星・天王星があります。誤差ゼロの頃だからこそ、怖いのです。
経済や戦争といった事柄以外に、この二つの星のハードアスペクトがどれほどの効果を発揮するか、観測しないと正確なことは言えないのですが、先日のニューギニア地震の事例でも、楽観できないことが判明しました。
土星を中心とするヨッド(Y字型配置)もありますし。

結論としては、2月初旬に地震が起きる確率は非常に高く、エネルギーも大きなものになる可能性が高い。
望ましいのは、海が震源となり、住環境への震度は軽くて済むといったシナリオが最良かなと思います。
しかし、警戒だけはしておいて下さい。

人の心に愛が、世界と大地に調和が満たされますように。