1月の占星術予測 |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

<占星術予測に関するスタンス>をご一読の上、以下の記事をお読み下さい(すでに読まれたことのある方は、飛ばして先へお進み下さい)。

今日(12/27)から三日間、火星と冥王星の合が非常にシビアになります。
今日はとくに月がこれに重なっていますから、なにやら人の暗い情動を原因とする事件、感情が異常に高まって起きる事件などが連想されます。
<12月の占星術予測と少し先のこと>の中でも、火星・冥王星の合については触れていますが、このアスペクトではかならずしも地震という形では現象化されてはいません。
冥王星と火星は、人の「死」にもっとも近いものを感じさせる星です。暴動やテロ、暗殺といった出来事が起きなければ良いのですが。
私たちも日常生活の中で注意しましょう。
地震ということを追加的に補足しておくと、このアスペクトとは別に月末にちょっと気になるものを発見しました。ただ、この効果のほどは観測結果を待たないと、予測は難しいです。日本ではたいしたことはない、というのはこれまでと変わらない見方です。

さて1月ですが、第一に気になるポイントは6日前後にあります。影響は早ければ、3日頃から出てきますが、火星・木星・海王星のハードアスペクトがあります(アスペクト解読は、通常のマンディーン以外の手法も導入しています)。
このハードアスペクトは「暴走」「浪費」などに関わるものだと思います。車や交通機関に関する出来事(自動車業界も含め)と読むことができますが、金融関係だと実らない資金投入など、過剰な投資といった傾向もあるでしょう。
これはアメリカのビッグ3などに関連したアスペクトかも知れません。

15日前後には、火星・土星・水星のハードアスペクト。過激な論戦、討論というものを感じさせます。政治的な問題でしょうか。抑圧への反撥から出た行動(逆ギレ的なもの)も呼び起こすかも知れません。

下旬に入るとと(21日以降か)、金融・経済関係のトラブルの暗示が出ています。22日頃にはかなり明瞭なアスペクトを形成します。有名人の離婚や、生死別といった出来事も起きやすい。このとき、女性に関する報道が増加すると思われます。

1月でもっとも厳しいのが、25、6日前後の月末です。2008年末からの運気の引き続きで、ここでまた目立った株価の下落や企業倒産、大量リストラといった出来事が起きるかも知れません。
現在の世界不況をもたらしている土星・天王星のハードアスペクトは、2月に誤差ゼロになります。そこへ近づいていくのが、1月ですから、下旬になるほどに厳しさが増していくと考えられます。

地震に関しては、12月下旬から1月の12日頃までが、まず注意点としてあげられます。長いな、と思われるかも知れませんが、複数の星が連続してリレーしています。
この期間中に、とくに注意すべきは、大晦日と元旦。5日~8日。
15~19日にも、気になる配置が。ここでは18日がポイントだと思います。
23日頃(前後3日ほど)にも若干気になる程度のものが。

地震に関しては、2月に入ってからの方が要注意でしょう。

1月の良い部分としてあげられるのは、癒しの星、キロンが天王星に対していい関係を作っていることです。
厳しい時期ですが、おそらく、だからこそ人の心の光や愛、思いやりといったものを私たちは見ることができると思います。
また私たち自身がそうなれればよいと思います。

人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。