アオコさんに教えて頂いた地震サイトで、有益な情報収集ができているzephyrです。
日本だけに限定しますと、どうしてもホロスコープと発生地震の因果関係を結びつけるにも、むらやオチが出てきます。降雨の関係で起きるべき地震が抑制されたり、また現在の日本には大きな地震が来ないという安定した状態にあるために、他で発生しているとか。
世界中の地震の発生状況が分かれば、一部地域的な要素に縛られないため、かなり公正な判断ができるようになります。
今のところ、個人的には非常に正確なチャートとの因果関係を確認できています。
月末か、来月初めぐらいに、12月の予測との「答え合わせ」をしてみようかなと思っています。
さて、現在、天空に生じ来年の2月5日まで維持されるヨッドですが、土星、海王星、エリス・ペルセポネーのコンビネーションです。
このコンビネーション・アスペクトをもう少し解読しておきます。
というのは、これをうまく生かすと、他の逆境もすべてはね返してしまえるほどの力を発揮すると思われるからです。
現在、世界を不安に陥れている土星・天王星のハードアスペクトをも変え得るものだと、私は考えています。
しかし、土星・天王星のそれは長期間持続しますが、ヨッドの方はそうは行かず、2月に終わった後、来年の8月の下旬にまた土星・天王星のアスペクトがハードさを増す時期に、再び同じ組み合わせで現れます。
まるで苦難を救う何かのシンボルのように。
なので、皆さんにはこのヨッドを使いこなして頂きたい。
それにどんな意味があるのかを知って頂くと、このヨッドにセンサーが働き、良い作用をすると思われます。
「本当か~?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるかも知れません。ヨッドのある時には、世の中に大きな災厄が降りかかることも多いからです。
そこで一つ、告白しておくと、1987年、私が江戸川乱歩賞を受賞した当時、私のホロスコープにはヨッドが形成されていたという事実があります。
それも、土星・海王星が加わった形でのヨッドですから、今回のものに近いわけです。
さて解読ですが。
土星と海王星には、過酷な現実と夢や理想といった意味合いがあります。
これを単純に解読すると、現実と理想が争い、夢やぶれるといった出来事も生じやすいと読めます。しかし、逆に理想を現実化させることも可能だとも言い得るのです。
したがって、個人個人はそれぞれにおかれた環境の中で、最大限の努力をすることが求められます。
そして、この時期に自分の夢を叶えてしまう人も、おそらく大勢出てくると考えられるのです(以前の私のように)。
ただ、ヨッドは自分のエゴで動かせるアスペクトではありません。欲、プライドといったものには反応しないのです。宝くじに当たりたいとか、ライバルを蹴倒したいとか、そんな強引なコンディションになっていると、逆にヨッドに復讐されます。
ヨッドはもともと「天意」「宿命」のアスペクトです。
天意に従って生きること。
その中で最大の努力をすること。
ここがポイントです。前の記事で、額に青筋を浮かべるようなコンディションではダメだと書いていたのは、ここです。
日本的に言うと、「かんながら」の状態です。
ひらたく言えば、自らが神と一体となり、神の意のままに自然体で生きていく状態です。
神に操られるとか従わされるとか、そういう感覚ではなく、神と自分は一つなのだから、そこには無理というものがまったくありません。
天を、神を、ただ無邪気に信じて、自分の思うところを自由にやっていく。
そういう状態ですから、身勝手なエゴから発するものが行動原理になるはずもありません。
こうしたコンディションに自分を持って行ければ、その人はこの時期に自分の行いについて、大きな成果を得ることになります。
そしてそれを得ていく過程では、一種の奇跡的な導きとか、運命の力のようなものを感じることが多くなるはずです。
これが、この逆境期を生きていく私たちの、一番望ましいスタイルだと私は思います。
ヨッドを形成しているもう一つの勢力。エリスとペルセポネーですが、これについても重要な暗喩があるので、これについては明日また記事に致します。