良縁のネットワーク |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

先日、ZEPHYRスタッフの神奈女凛の妹さんが無事、出産されたことを報告しましたが、昨日、友人N経由で東北にお住まいの知人、E子さんも出産を果たされたと知らせが届きました。
E子さんは作家としての私のもっとも古くからの読者の方で、もう二十年以上も前に、Nや家内などと一緒に東北取材を行ったとき、現地で合流し、十和田などを案内してくれた女性です。
結婚されてから長いことなかなか子宝を授からず、ずいぶんと寂しい思いや辛い思いもされていたようです。
ちょっと前にNから御懐妊の知らせは受けていたのですが、26日、ついに待望の赤ちゃんを……。
良かった良かった。

冥王星が荒れ狂ったこの時期。
私のまわりでは調和が保たれていたのか、とても良いことがたくさんありました。
ある女性は、恋人からプロポーズされたと知らせてくるし。
私自身も、ホテルの仕事を通じて、良いご縁を得ました。
バーに来られたご夫婦を接客していたのですが、話が弾み、たいそう私のことを気に入って下さり、私個人の住所を教えて欲しいと。
私は作家や大学の講師としての肩書きが入った名刺と、まったく肩書きの入っていない占いなどで使っている名刺の二つを持っていますが、後者をお渡ししました。

関西の方なので、そちらに行ったときには立ち寄ってくれ。明日、フロントに自分の名刺を預けておくから、と。
たとえ社交辞令でも、こんなことまで言って下さると、サービス業冥利に尽きます。
私にとって接客でお客様に喜んでもらうこと、小説で読者の方になにがしかの感銘を提供できること、占いで相談者の幸せへのお手伝いができることは、同義です。
でも、そのご夫婦はまんざら社交辞令でもなかったようで、本気で仰って下さっているようでした。

その後もお話ししていると、どうも流れから正体を明かすことに。
いろいろと私個人のことを聞かれ、この方々には嘘はついたり、濁したりはしたくないなと感じたのです。

翌日、出勤するとフロントから手紙を預かっていると。
ご夫婦からのお手紙には、昨夜の私の接客に対する感謝の言葉が綴られていて、温かい気持ちになりました。
もちろん名刺も入っていました。
今度また関西に取材に行くときには、是非、お訪ねしてみよう。

実は来月3日には、大阪へ行きます。これはちょっと個人行動ではないので、そう自由は利かないのですが、そこでもまた今年の夏以来の良いご縁の方と会う予定。

縁の変わり目。
そんなことを感じる日々です。
そして、それは確実に良縁との結ばれであるようです。