元厚生次官宅連続殺傷事件は、少しずつ容疑者の供述が公表されてきていますが、報道の中にちらほら出てくるのは「父親」との関係、そして何よりも「ペットを殺された」という問題です。
この小泉容疑者は、私と同世代の人間で(結果的に目撃証言より、かなり年上だった)、とするなら同時代に青春時代を送った私は、彼の育った時代の空気とかを共有しているはずなのですが、やはり動機には?マークが浮かんでしまいます。
理解できないのです。
しかし、これらのキイワードが<冥王星の影響力が強まっています>の中で述べている、犯人が幼児的な一面を持っているかもと指摘したことを補強してくれているように思います。
それは口先だけの言い訳である可能性もあるのですが、そのような形で世の中に伝わってきていることが、まず重要です。
そしてなによりも、ほかに秘めた真の動機や背景があるのなら、もっともっともらしい動機を言い訳として用意していてもおかしくないのです。たとえば本当に「官僚に対する罰を下すことが目的だった」というだけの言い訳の方が、通りがいいはずです。
「いや、そうはいっても、結局は自分の不満をぶちまけるためにやった凶行だろう」と、人は思います。思いますが、その憤懣のはけ口に元官僚が狙われたという構図が見えてきます。
実際、そういう側面もあろうかと思います(もちろん絶対に許されない行為ですが)。
上記のような言い訳をすんなりと口にした方が、人々とは納得できます。
なのに「ペット」のことを口にするというのが、逆にそこに真実味を感じます。理解できないだけに。
彼は保健所に殺された犬の毛をずっと持っていたとか。
普通では考えられないことです。
やはり事件当時のサビアンシンボルには、なにかしらの真実が映し出されていたのかも知れません。
ただ、若干の疑いは私にもあります。TVの報道でたまたま目にしてしまった容疑者の生年月日から割り出したチャートの中には、「神秘劇で儀式的な行為を演じる仮面をかぶった人物」というサビアンシンボルが重要なポイントに見られます。
寒気がするような符合です。
彼は社会性の中で見せる自分の顔を仮面とし、それを身につけてある役割を演じようとした可能性が指摘できます。
ただ、その役割を演じることを決めたのが自分自身なのか、それとも……。
演劇には必ず、シナリオライターが背後に存在します。
自分の意志なのか、それとも彼のようなキャラクターの人間を手駒として動かした何者かが存在するのか。
私にも判断ができません。
高知では連続爆破事件があり、石川遼選手が参加するトーナメントのゴルフ場に地雷を仕掛けたという声明が出されています。
見えない領域から私たちを脅かす、得体の知れぬ恐怖。
これなども政治的思想的な意図があろうとなかろうと、テロと言っていいと私は思います。小泉容疑者の引き起こした事件と同様に。
TERROR(恐怖)の波動は、まだ冥王星と共に強く世の中を覆っているように思います。
今日から月末までは、冥王星の移動の影響は強いと思います。
もっとも気になるポイントが、今日明日ということはすでに述べました。
どうか、お気を付け下さい。
人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。