新作進行状況 |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日はZEPHYRミーティングの日でした。

制作中の新作のプロットを固めるために、スタッフ4人の知恵を集めた会議となりました。
「今までで一番、ミーティングらしいミーティングだった」と、薫がいみじくも言いましたが、実り多き会合でした。
どのような内容だったのかは、さすがに企業秘密なので漏らせません。
紫月が提案した土台に私が修正や補足を加えながら、みんなで意見を出し合っていくというやり方でしたが、この方法が現在のメンバーでは非常に有益であることを感じました。
その過程で、神奈女のもたらした情報が、じつに強力な補強材料となり、プロットは飛躍的にまとまりました。薫は現実的な視点から、常に客観性のある意見を出してくれるところが心強く、紫月はペンネームそのままに私の打ち出した意志を反映させてくれる「月」の」機能を有していそうです。
現状のZEPHYRスタッフ4人があらゆる面で相互補完的要素を持っていることはあきらかで、ふと私たちは星で言えばなんになるのだろうかと想像を働かせました。

すると、この組織内での位置関係は、以下のようになるでしょう(わかりやすくするために太陽系の内側からの順序)。
私=太陽(ZEPHYRの中心人物で、今のところほとんどの原点的提案を行っていて、出された案にも総合的観点から修正を加えられる)。
紫月=月(太陽の意志を受けて、それを反射させる鏡。自らの創作性を加味しながら、そこに映し出したものが、全体的なイメージとなっていく)。
薫=土星(合理性や無駄を排除する鋭利な思考と現実性。このような方法論がなくては、物事がある形に結実していくこともあり得ない)。
神奈女=冥王星(常識を越えた視点。情報。常識的な枠組みの中で行われがちな作業に、まったく別な要素を持ち込む破壊と創造の機能)。

といったところでしょうか?
これは半分ジョークの見方ですが、しかし残り半分は冗談では済みそうもありません。
上手く出来過ぎているのです。
というのは、私の個人的な考えでは、星の重要度ということを考えたら、内的には太陽と月がダントツで、外的には土星と冥王星以上に強烈なものはないというのがあるからです。
上記の機能の四つがあれば、物事は決まっていくだろう、ということは想像頂けると思います。
言ってみれば、「衣食住」みたいに絶対に欠かせない要素として、上記の四つが存在するのです。

こんなパーソナリティを持つ奴らが、よくも集まったものだと感心します。
これも星宿の導きでしょうか。