まず一つ目。
午前中から午後にかけ、ちょっとした仕事や人に会う約束を片づけ、帰宅後、自室で仕事をしていたときのこと。
いつものようにパソコンに向かっていると、なにやら視野の隅に白いものが立ち上っている。
なんじゃ? と見てみると――。
皆さん、カッターシャツとかを買うと、襟の裏側に型紙が入っていますよね。私は先日、新しいのをいくつか下ろして、仕事に着ていっていたのですが、シャツの入っていた袋とか、ほかのプラスチックの留め具など、だいたいのものはちゃんと捨てていたんですが、その型紙の一つが机の上に放置されていたのです。
その隣には、結構大きな水晶の球があって、なんと!
その水晶に太陽光線が屈折して、集光。その型紙を焼いていたのです!
もう、びっくり仰天です。
慌てて型紙はレーザーから外し、水晶は日の当たらないところへ避難させました。
怖い怖い。

焼け焦げて穴の開いた型紙ぃ~
しかし、よくよく考えると、その型紙はここ何日も放置されていたもので、よく今まで火が付かなかったものだ……。
そう。ちょうどたまたま、天候が悪くて日が当たらなかった、あるいはその日、ちょうど太陽の角度がその型紙のある位置、距離にちょうど焦点が合うところへ来たということなのでしょう。
そう考えると、ちょっとゾッとしました。
たまたま、自宅にいる日だったから良かったようなものの、普段だったらいないぞ……。
皆さん、部屋は片づけましょう。
それから、水晶球を日に当てるときには、集光に気をつけましょう。
そんなことがあったので、なにか予感はあったのですが、その夜、さらにとんでもない事態が。
「車、壊れた」
家内から夜、電話が。
家内は仕事のある日は、いつも帰宅が20時40分頃にはなります。仕事の終了時間や電車の関係で、どうしてもそうなってしまうのですが、最寄りの駅からは自家用車で帰ってきます。
その帰路、最近、我が家の周辺の山々を荒らし回っているイノシシの群れが、おそらく複数いると思われるのですが、そのうちの一頭が夜道に飛び出してきて、土手だか縁石だかに乗り上げ、その時の衝撃で右前輪のロアアームが外れ、操舵が利かなくなってしまった(!)のです。
不幸中の幸いは、そのまま斜面や溝に転落するようなこともなく、車が停車したことです。
私はすでにお酒が入っていたので、娘に運転させて現場に駆けつけてみると、右前輪は骨折したみたいに外側に広がっていて、「こりゃ、だめだ」と一目で分かりました。
とりあえずJAFを呼んで、車を下の駅付近の駐車場に戻してもらいました。
来てくれたJAFの方は、非常に親切な方で、「あんなもん、どうするんだろう」と思っていたら、手こずりながらも1人でてきぱきと運搬できる状態にしてしまいました。
技術もすごいですが、なによりも嫌な顔一つせずに作業してくれたことが、非常に嬉しかったです。
クラッシュした車は、去年の1月に車検の巡ってきた車(これも非常にボロだった)を手放して、とりあえず乗れればいいや的な感覚で購入した、初期型ワゴンRの中古車だったのですが、いろんなところに不調が発生していたので、もはやこれは廃車かな……という気がします。直す方が高く付きそうです。
しかし、なによりも家内に怪我一つなかったことが何よりでした。
私にとっては、家内や子供たちが、この人生での一番の宝です。
さて、株式市場は世界的に猛反発していますね。
やはり。
青木泉さんへのコメントレスを兼ねて。
「その答えは意外に簡単かも知れません」
いや、つまり金融市場がなぜこれほど動揺し、外資がやたらと換金に走っていたのか、という問題ですが。
彼らは多分、知っていたのです。
この後、どうなりそうなのか、ということを。
「なぜ?」
「あんたみたいな、占星術師でも背後にいて、教えてるのか?」
ピンポン。正解です(じゃないかと思います)。
いや、冗談ではないのです。
たとえば合衆国大統領にせよ、各国の首脳にせよ、彼らは(少なくとも彼らのうちの何人かは)こうした占星術やカバラに精通したブレーンを持っているはずです。
これは別に私個人の想像ではなく、前々から言われていることですし、実際に第二次世界大戦の時には、ヒットラーのナチス・ドイツにはクラフトという占星術師が、連合国にはウォール、スターリンのそばにも名の知られぬ占星術師がいたようです。これらは歴史的な事実で、この中ではスターリンの擁していた人物が、最強だったとも言われています。そして、それに対向するために、大戦後はホワイトハウスに様々な占術家が招集されたとも。
当初、ナチス・ドイツはクラフト(他にもいたようです)の助言を受け、戦局を有利に進めていました。しかし、連合国がそれに対向するためにウォールを起用し、事態は徐々に傾いていったと言われています(日本でも戦国時代などはとくに、「奇門遁甲」などを使用した戦が行われていたと聞きます。要するに「こちらが有利で相手が不利な時期・方位」などを見定めて戦うということです)。
西洋では、そういう経緯がありますし、本物の占星術師の立場は日本では考えられないほど高いのです。
この伝統は、たぶん消えていないのではないか、と思います。
もちろんアメリカ大統領が、国策を決定するのに一々、占星術師のお伺いを立てているとは考えたくもないですし、そんなことはないと思いますが、何事か重大な出来事が起きたり、決定を下さなければならなかったりするときに参考にするという程度のことはあってもおかしくはないと思います。
またそのような人材を有している組織が、大統領に対して影響力を持っていると言うこともあるでしょう。たとえば、度々名前が出てくる結社のような。
現実に、私のようなものの意見でさえ、商売の参考にしようという人間もいるわけで、そのグレードが占い師側も指導者側ももう少しグレードアップすれば、結構大きな企業や都道府県知事、トヨタやソニーといった国際的な企業体、国家といったレベルにも、同様な構図が当てはまるに過ぎません。
これはまったく根拠のない、勘のようなものですが、私は某知事の背後や、某前首相の背後にも、このようなブレーンがいるのではないかと考えています。
こういった方々の特徴として、機を見るに敏なこと、ダメなのではないかという逆境の中でも、それを覆す結果を出すことができるというのがあります。
逆に言えば、福田さんや安部さんの背後にはいなかっただろうと思えます。少なくとも有能な占星術師は。
もちろん、これらはただの想像に過ぎませんから、あまり真面目に受け取らないで下さい。
しかし、少なくとも西洋では、こうした「知恵」の活用は、日本では考えられないほど積極的に行われているはずです。それが正しいかどうか、というような問題ではなく。
私でさえ、青木さんの質問に答える形で調査を行ったら、10年周期の土星・天王星のハードアスペクトがもたらす効果を確認できたわけで、プロフェッショナルにマンディーンやホラリーをやってきた占星術師は、こんなことはとうに知っていたはずなのです。たぶん日本のプロ占星術師も知っていると思います。
土星・天王星のアスペクトは、これからが本番なので、この時期に投資を引き上げようという動きが出てきてもおかしくはないのですが、私たち普通の日本人には「理解できないほど」の行動に見えてしまうのでしょう。
そして、知っているからこそ、G7各国は協調して公的資金の導入を早めに決定した(最悪の展開を抑制するため)。
そのように私には思えます。
まあ、以上の話は推理作家の放恣な想像の産物だと思って下さい。与太話でした。