
終わったー!
なにが?
お盆休みが。
世間一般の人にとっては、お休みが。
サービス業に従事する私にとっては、繁忙期が。
つまり世間の人達が、オリンピックの放送に釘付けになっていた頃、私たちは汗をだくだくに流して働いていたわけですね。
それだけなら、別にどういうこともないのですが。
ところが、このお盆期間中、私は一度、自分の「火星スイッチ」を入れてしまいました。
お盆も後半戦になってくると、サービススタッフも皆、疲れています。
すると、どうにも行き届かない部分が目につくようになってきます。
私の悪いところの一つに、「人のやっていることがノロマに見える」というのがあります。いつもいつもそうではないのですが、
どうして、それに気づかない?
なぜ、今それをやる?
それをやる前にこれだろう。
どうしてそれを事前に伝えない?
とまあ、いろいろあるのですが、やるべきことをやっていない人間のことが、非常に目についてしまい、あるとき火星スイッチが入ってしまいました(人のことは言えんな~)。
私たちがいい加減になってしまうと、迷惑を被るのはお客様です。
一つ一つは小さなことなのですが、そんなことが積み重なって、怒りを人に向けてしまいました(お客さんにではなく、内部の人間に)。
すると17日、早速に私は自分の怒りの反作用を受けてしまいました。
なんと、十数年間、ホテルの仕事をやって来て、ほとんどやらかしたことのないミスをしてしまったのです。
お客様に運ぶ魚料理二枚を、台無しにしてしまったのです。
これは、大変なショックでした。
私は過去にサラダを一枚、運ぶ途中でダメにしてしまったことが一度だけありますが、魚や肉は十数年間、ノーミスで来ていたのです。
やった瞬間、これは自分の怒りの反作用だな、と感じました。
というのは、私は「冥王星型」の人間なのです。
冥王星型の人間の運気の中には、他人に向けた破壊的なエネルギーは速やかに自分に返る、というのがあります。
それは重々承知していますし、私は生来の性格もあって、めったに怒りません。
不機嫌になることはあっても、他人に怒りの矛先を向けることは、かなり珍しいのです。
なのに、やってしまった。
すると、冥王星型の運気が正常に作動し、このような事態に。
幸い、料理はそう遅れもなく、ことは小さくて済みましたが……。
冥王星型の人間は、このように「負」のエネルギーを放出すると、それはすぐに自分にはね返ってくるという特徴があります。
思い当たる方、お気を付け下さい。
もっともこれは冥王星型の人間だけではないのです。
生まれ変わりの研究では、「人間関係波及効果」というのがあることが報告されています。愛を他人に与えれば、その愛は巡り巡って自分に返ってくるが、憎悪や怒りもまた自分にはね返って来る、という法則です。かならずしも愛や憎悪を与えた相手から返されるのではなく、ドミノ倒しのように連鎖が起き、遠回りして戻ってくることが多いようです。
しかし、冥王星型の人間は、その効果が他の人間よりも早く訪れるようです。
これは冥王星が「復讐の神」だからです。
怒りや憎悪というものに共鳴度が強く、それにシンクロすると冥王星の負の波動が入りやすくなるということでしょう。
ほんと。分かっているくせに、愚かですね。
ちなみに冥王星型の運気の持ち主と、冥王星型の恋愛運の持ち主は現れ方が若干違っています。
以前、冥王星型の愛の持ち主、土星型の愛の持ち主というのを書いたことがあるのですが、またそれは機会を改めて。
jinja129さん、そんなわけで自分を叱らなければならなくなりました。
ハミュッチさん、キュウちゃんは幸運を運んでくるでしょうか?
oainnさん、火星・冥王星のコンビネーションはこれからがピークです。
皆さん、あらためて……
「スイッチ入れないようにしましょう」
