サンショウウオの話31/礼子 |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

資料を読んでいたら井伏鱒二は大の釣好きだったようです。後で釣に寄ろうと思ったんでしょうね。懐にサシを入れて結婚式に出席。それがこぼれてうじだうじだと大騒ぎになったとか。ちょっと親近感(そんなことはしませんって)。
虫は嫌いではないんですが、さし虫がうねうねと詰まっている様子はさすがに気味が悪いです。人間は死体にたかったうじを見ていた記憶がDNAにかき込まれているから基本的に嫌悪する、という説は真偽はともかく心情的には納得できます。でも慣れますね。衛生的に飼育されたものだし、何よりドーモーがそれはもうおいしそうに食べるので。うまいか、そう、良かったね、てなもんです。
バラにアブラムシがよくつくのですが、これもドーモーの好物。おかげで殺虫剤をまけません。このアブラムシがグルメ。新芽や蕾をめざとく見つけてはたかっています。国産無農薬バラしか食べないアブラムシを食べるドーモーもグルメですか。国産ハーブ鶏みたいなものですね。