問題のヨッドが始まりました |  ZEPHYR

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昨日、3日。
火星を軸に、エリス(+ペルセポネー)、海王星(+キロン・月のノード)によるヨッド(Y字型座相)が始まりました。
これは非常に危険な配置で、この火星に対して天王星も180度の対立座相にありますから、重大な事故、事件、地震などの心配があります。この座相は今しばらく続きますが、昨日中にすでにこれらの星の配置に該当すると思われる出来事が発生しました。

まずパレスチナ自治区ガザで、イスラム原理主義組織ハマスと穏健派ファタハが軍事衝突、100人を超える死傷者が出ています。
昨年6月にハマスがガザを制圧して以来、最悪規模の衝突と報じられています。

またインドのヒンズー教寺院では、原因の定かでない集団転倒事件が起き、信者123人が死亡しました。

K2では山頂近くで氷塊が崩落、韓国人らの登山隊が巻き込まれ、少なくとも9人が死亡。

日本の首都高速では、ガソリンと軽油を積んだトレーラーが転倒、炎上。
江東区の東京国際展示場では、1階から4階に向かうエスカレーターが突然停止し、逆走を始め、約120人のうち、転倒で10人程度が軽傷を負うという事故が。

インド、日本で「転倒」という言葉で括られる事故が同日中に発生しているというのも、非常に不思議な気がします。

また先月11日に起きた金剛山・韓国人女性射殺事件ですが、これが原因で、ここへ来て朝鮮半島南北の緊張と対立が高まっています。この事件は、<7月の占星術予測の中>で、もっとも凶意が強いとしていた10日前後に発生しました。
北朝鮮はこの事件で全面対決姿勢を打ち出し、南北関係が破局的になったとしても、その責任は韓国側にあると声明を出していますが、この北朝鮮の姿勢は、新たな国際的な反撥を招き、かえって不利な事態を招く可能性があります。

問題はこれらが、ヨッドがまだ始まったにすぎない段階で発生していることです。
この座相はこれからどんどん密度を高めていき、もっとも凶意が強くなるのは北京オリンピックの開会する前後、7、8、9あたりだということは、すでに申し上げました。
今後、まったく予断を許さない状況が続きます。

なお、この座相の主役となっている火星に対して、今、月が重なりかけていて、すでに効力を発揮しています。
この効力が切れる明日5日の10時くらいまで、とりわけ注意が必要です。
月が火星にぴったり重なるのは、今日の18時13分ですが、今日のお昼以降、とくに14時頃なども気になる時刻としてあげておきます。

天空にあるグランドトリンが、ありとあらゆる被害を最小限に抑えてくれることを期待します。
でも、星に期待するだけでは他力本願なので、祈ることにします。
祈りは一つのパワーですから。

人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。