人の心を映し出す鏡 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

19日に続いて、21日も福島県沖で震度4クラスの地震が発生しました。
他にも宮城県沖、根室半島沖、四国沖、熊本、十勝沖、浦河沖、紀伊水道など、日本各地で震度1~2程度の小規模な揺れが続発しています。
21日には、中国の雲南省・昆明では二台のバスが連続爆発するというテロが。
WTO閣僚会合でコメなどの穀物に課される関税の問題など、日本農政はこれまでの方針転換を迫られそうな気配……(このような会合があることは、私は知りませんでした。調べれば分かるのでしょうが、一般的には事前に報道などされていないので)。
7月後半の追記を参照下さい。

現在、不穏な出来事や地震を引き起こしている犯人は、太陽と冥王星です。
25日頃までとしていたのが、これです。
この二つの惑星配置がよろしくない。冥王星は地底や地下活動(テロ)を暗示する星ですから、地震も多発するでしょうし、小規模なテロや死者の少ない暴動は起きうると考えられます(テロで亡くなられた方には本当にお気の毒に思いますし、数の問題ではなく許せない行為です)。
しかし、2~3人が亡くなる事件と、数百人、数千人が犠牲になる出来事では、当然、人々の関心も違いますし、マスコミの扱いも断然違います。
ホロスコープに示される星の配置は、「人の認識」だという説があります。

たとえば熱いお茶を飲んで、飲み頃と感じる人もいれば、熱くて飲めたものではないと感じる人もいます。
同じ出来事を体験しても、大げさに痛みを感じる人もいれば、こんなことなんてことはないと涼しい顔の人もいます。
恋人から電話がかかってこないだけで、「捨てられるかも?」と疑心暗鬼になる女性もいれば、「何か忙しいんだろう」と理性的に考える女性もいます。
個人のホロスコープを読み解くときに重要なのは、未来に予想される出来事もその人のキャラクターとの兼ね合いの中で起きるということです。
非常にヘヴィーで、悲惨なことが暗示されていても、Aさんの場合、非常にデリケートなためにそのように表示されている、ということすらあるのです。
Bさんが同じことを体験しても、さほどの痛みを感じないかも知れません。性格によってはそのようなピンチを楽しんでしまうかも知れません。
その場合、Bさんのホロスコープにはやはりゆるい出方しかしていないのです。

現在、宇宙に展開されている星々のホロスコープを解読するときにも、今の人類が何に非常な関心を持ち、どの程度のことに強烈な反応を示すかということを、念頭に置いておく必要があります。
たとえば50年前、子が親を殺せば、それだけで大変なニュースになったでしょう。しかし、今は比較的、普通にしか報道されません。
このような「感じ方」の変化も心の隅にとどめておく必要があります。
ということはどういうことかというと、ホロスコープでの現象解読や予測は、一朝一夕にできるようになるものではないということです。
前回と同じ配置になったからといって、同じ程度の出来事が起きるとは限らないのです。
だから、統計上(占星術的な)のデータに頼りすぎることも危険です。

ホロスコープは人の心を映し出す鏡なのです。

現在は、北京オリンピック前後の、非常に危険な星の配置へ向けて助走を付けているような状態ですが、今のところ大規模地震や多数の人命が犠牲になるような出来事はないと思います。
しかし、この月末から危険度は増していき、一つの波が8月1日まであります。
7月の占星術予測の最後の方を参照下さい。航空機事故、地震、火山の噴火、政治の危機、暴動、テロなど重大な犯罪などが考えられます。

それが終わっても、すぐにまた別な星との凶座相が発生し、北京オリンピックへとつながっていきます。
中国が心配です。やはり。

まだ少し早いかも知れませんが、近日中に8月の占星術予測をUPします。

人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。