すべてのものには時があり、すべてのことに意味がある |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

人と人が出会い、結ばれる。
どのような苦難の時代にも、また太平楽の時代にも、人は愛によって結びつき、子をなし、存続してきました。
今この地球上で生きている人間の膨大な数を思えば、その中のたった1人と出会って、パートナーとして手を結び合う確率は、大変なものです。
この日本に限定しても。

すれ違う人。
ある時期を共に過ごす人。
学校のクラスで時間を共有するだけの人間もいます。
職場で顔を突き合わせる関係。
駅の構内で、濁流のような人並みの中にもまれていても、なぜか出会うべき人とは出会い、そしてお互いを認識するようになります。

今、私はK配膳の同僚たち(主に女性)の運勢を、無料鑑定しているのですが、共通して感じるのは彼女たちの多くがこの数年間の内に、それなりのイベントを体験しそうだということです。
それも連鎖するかのように。

もっともその運気の中で、彼女たちがどう生きているか、何を引き寄せるか、自分次第です。

地球上の人類には、男と女しかいません。少なくとも肉体的には。
よいパートナーと出会い、幸せになりたいというのは、ほとんど普遍的な願いだといえるでしょう。
そう願いながら、なかなか出逢いに恵まれない人もいます。
二十数年の人生で、ほとんどお付き合いらしいお付き合いをしなかったという女性。
絶えず男性との交際があり、その場その場を楽しんできた女性。
1人の男性と長い長い春を過ごす女性。
あるいは悲劇的な破局を体験した女性。

人がそこへ至プロセスは、千差万別です。
決まった公式は存在しませんし、すべてのものには時があります。
出会うべき時には出会うべき人に出会い、起こるべき事は起こります。
それを運命と呼ぶのは簡単ですが、本当は自らが大事に育ててきたプランなのかも知れません。

だからいたずらに不安を抱かずに。
だから、自分自身の人生を信じて。
命を信じて。
すべてのことに意味があるのだから。