秋葉原無差別殺傷事件・他について |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

とても嫌な事件が起きてしまいました。
6月の占星術予測で、6月の重要ポイントは8日前後と13~20日頃ということを予告しておきましたが、8日、白昼の秋葉原で凄惨な大事件が起きました。いや、引き起こされてしまいました。
歩行者天国にトラックで突っ込んで通行人をはね、その後、サバイバルナイフで次々に人々に襲いかかるという、身震いするような恐ろしい無差別殺傷事件が。
死者は7人。
何の関わりもない命が、「殺すために来た」などと供述している1人の男の狂気によって奪われてしまいました。
7日には京都府左京区の動物園で、飼育員がトラに襲われて死亡するという事件も起きています。
凶暴なものがふいに襲いかかってくるイメージが、どこか通じるものを感じさせます。
アメリカでは、オハイオで小型機が、テキサスでヘリが墜落。それぞれ6人と4人が死亡しています。
アルジェリアでは爆弾テロがあり、鉄道線路整備をしていたフランス人技術者を含む13人が死亡。

日本近隣のアジアの国で政変が起きそうだという予測も、韓国においてまず実現しそうです。
アメリカ産牛肉の輸入制限解除問題で批判が強まっている中、首相と全閣僚が数日中に辞任を表明しそうな気配。

うーん。
荒れ狂っていますね。

私が占星術予測で、危険なことを警告したりするのには、主に三つの目的があります。
一つは、事前に公表することで、その出来事を変えたい。
二つ目は、読者の方に「あ、今日はヤバイって言ってたな」と思い出してもらえたら、その方はそれだけで心構えができます。
またちょっと危険に対するセンサーを働かせてもらうことで、その人自身、予知ができるかも知れません。
虫の知らせのようなものが働いて、なんとなく避けた、とか。

三つ目の目的は、皆さん1人1人に危険な星の影響をシャットアウトしてもらいたいのです。
どういうことか?
今回の秋葉原事件の加藤容疑者は、この8日を中心とする、非常に不安な空気に敏感に反応したのです。
この反応は、今報道されている大きな事件だけでなく、世界各地で起きているはずです。
いろんな人が、いろんな場所でこの空気を吸い、体内で一種の化学反応のようなものを起こし、暴走に駆り立てられます。

もっとわかりやすいたとえをすると、非常に強力な有害電波が放送されているようなものです。
これにチャンネルを合わせてはいけません。
とたんにその人は、普段のその人ではなくなってしまう可能性があります。
穏和な人がある日、考えられないような魔が差した行動を取る。
発作的な殺意に駆られる。
普段は踏むはずもないほどアクセルを踏む。

その有害電波が、「憎悪」だとしましょう。
すると普段、人への憎しみを強く抱いている人間は、当然、これを受信しやすくなります。
チャンネルが合いやすい人がいるということです。
人もそう。国もそうです。

前にも書いたことがあるのですが、私は近隣の警察から発信される不審車情報を携帯で受け取っています。すると、明確な傾向があることが分かります。
危険な時期、不安な時期は、はっきりと不審者情報の数が増すのです。
これは電波を受信し、行動に駆り立てられている人が多いことを証明していると思います。

敵意、悪意、過度の執着、猜疑、嫉妬、怨恨、欲望。
普段から自分の心を見つめておきましょう。

人間関係波及効果というものが、この世にはあります。
人に対して向けたことは、必ず自分に返ってきます。
悪意なら悪意が、愛なら愛が。
できれば、返ってくるものは愛にしたいものです。