6月の占星術予測 |  ZEPHYR

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アイスランドで5月29日午後3時46分(日本時間30日午前0時46分)、M6.2の地震が発生しました。首都レイキャビクの南東50㎞、深さ10㎞が震源だそうですが、約30人が軽傷を負ったという報道です。
今月の地震発生は、10日と29日前後が凶意が強いと5月の予測に書いていたのですが、12日の中国四川省大地震、そして今回のアイスランド。
あまりにも的中しすぎて、寒気がします。しかし、アイスランドというのはまったく想像できなかった土地です。

さて、6月の占星術予測です。
私は、今年は6月の方が、5月よりも大きな事件が起きるのではないかと考えていました。実際、そうなのかもしれませんが、すでに5月の段階でチリの大規模火山噴火、ミャンマーのサイクロン、四川大地震という、自然災害による大事件が起きてしまいました。
自然災害に限定されませんが、これに匹敵するようなことが、6月にも起きるのか?

6月は重大な占星術上の出来事があります。
それは今年の1月26日に山羊座にイングレス(侵入)した冥王星が、地球との軌道と公転速度の相対関係から、見た目上、軌道をバックして、再び射手座に逆行イングレスするのです。冥王星が星座の境界をまたぐときは、注意しなければなりません。
実をいえば、中国の大地震も冥王星が山羊座の0.75度で起きており、逆行イングレスに伴って発生したと見ることができます。なぜなら0度というのは、まさに星座の境界上(1度以内)だからです。
次回、冥王星が山羊座0度から射手座29.9度へ以降するのは、6月14日12時51~2分(日本時間)です。
注意すべきは、このときのホロスコープ(天宮図)上では、この冥王星とそばのジュノーに対して、地球を挟んで対極に太陽、金星、セレスなどが巡ってきて、対立関係になるということです。そしてその対立に、革命とアクシデントの星、天王星がTスクエアで横やりを入れるという配置。
もろ、危険な状況です。
そればかりではありません。ミャンマーのサイクロン、四川大地震の時にも見られたヨッド(Y字型の星の配置=神意の座相と言われる)が、この日もあるのです。
このヨッドは13日~20日頃にかけて、火星、木星、天王星の三つで構成されます。
冥王星の逆行イングレスと重ねると、この1週間ほどが、非常に危険に思えます。
とりあえず、このポイントに絞って、ホロスコープを解読してみましょう。

気になるのは、ジュノーのサビアン・シンボル、「中国人の洗濯屋」です。はっきりと中国という名が出ています。もしかすると、中国でもう一度何かあるのかも知れません。
もう一つ、セレスのサビアン・シンボルは「魔法の絨毯に乗った男が、大地の巨大な区域を飛び回る」ですが、現代的な事象に当てはめると、航空機が大陸の上を飛行、それもただ通過するのではなく、旋回している(飛び回るという表現)ことが連想されます(航空機事故、あるいは航空機を使用しなければならない、なんらかの緊急事態、大きなイベントなど)。
また、火星とリリス(人間の潜在意識、性的な情動に働きかけると言われる)に「インディアン」という言葉がダブってサビアン・シンボルとして表れていますので、この時期に問題が起きるとすれば、アメリカ大陸かインドである可能性も指摘できます。
なにが起きるのか?

この時期、火星は結構動きが速く、「インディアン」→「鶏」→「伝書鳩」→「裸馬の乗り手」という動物が頻繁に出現するシンボルを移行していきます。
ここからもっとも懸念される出来事は、新型インフルエンザの猛威です。
現在起こっている出来事に重ね合わせると、ミャンマーや中国、近隣のアジア諸国のどこかで、変異したインフルエンザ(インフルエンザでなくとも疫病、感染症)などが本格的な伝染を開始するといったことが、あり得るように思われます。
また動物や鳥類に関した、何らかの事件、重大な報告が行われるかも知れません。
むろん、地震もこの時期は怖いです。
これとは別に、気になるポイントがもう一つあります。それは8日前後です(6日から12日くらいの間ですが、一番厳しそうなのが7、8、9日)。
この時期に何がありそうかといえば、まず日本や近隣のアジアの国での政変か、それに近い出来事です。私は昨年の暮れの予測で、今年の前半(7月末まで)の運気の中で、日本でもそのような出来事が起きる可能性があると指摘しました。現実的には今、自民党が守りに入ったので、なかなか総選挙などやらかしそうにないですし、国の政府が交代することも、少なくとも今はありそうもないです。
しかし、前半の運気の中では、この6月はそういう可能性を感じさせます。そこまでいかなくとも、危機的状況が生じるかも知れません。
日本近隣のアジアの国家元首、政府には注目です。何か大きな動きがあるかも知れません。
元首が急死するとかいった事態も考えられます。

同時期に注意すべきは、以下のようないくつかの可能性です。
貿易に関する問題。原油価格、さらに高騰しそうな気がします(ひえ~、勘弁してくれよ~って感じですが)。
大学や法曹界での事件、不正の発覚。
霊能力者やスピリチュアル関係の大きな出来事、スキャンダル。
日本の場合、邦人が巻き込まれる海外での事故、事件(旅行に行く人は十分に注意を)。
海難事故。
非常に大きな交通事故。

そして、もう一つ。
小さなお子さんをお持ちの方は、どこに行くときでも手をつないでやって下さい。
目を離さないように。この時期は幼児に関する、なんらかの事件が暗示されているようにも読むことができます。
うーん。なんだか不穏すぎる。

いやだなあ。
また世の中が調和で満たされるように、祈ろう。
そんなことをしても意味がないという人もいますが、それは間違っています。
祈りは明らかに一つの力です。
「水は答えを知っている」という本の中で(江本勝・著)、祈りを捧げた水はきれいな結晶を作るという報告がなされ、証拠写真まで撮られていますが、「愛・感謝」という文字を見せた水はこれ以上ないというほどの、まるでダイヤモンドのような結晶を作っています。
人は70%水です。
祈りを捧げれば、かならず効果はあります。
中でも「愛と感謝の祈り」が、一番悪しき波動を中和するのではないでしょうか。