究極の真理への道 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ヒメヒコさん、強力なエールを送って下さって、ありがとうございます。

私は冥王星型の運気の人間なので、創造と破壊を繰り返す傾向があります。そういう自覚はあるのですね。
だから、実生活の中でそういうこと、特に破壊行動をみだりに起こさないようにしていますが、やはり時にそういう波が来ることがあるのですね。
これまで積み上げてきたものを全部壊してしまって、イチからではなくゼロから刷新したくなる衝動が起きるのです。

困ったもんです。

今のところ、占いを辞めるという問題は棚上げしました(個人的な占星術研究ではなく、人の運勢を鑑定するという意味での占いを辞めるという問題)。
問題が解決したわけでもなんでもなく、今すぐには解決できないので、棚上げです。

たぶん自分は「知りたい」のだと思います。
なにを?
宇宙のこと、人間のこと、生命のこと、世界の真の実相、深遠にある真実。
そういうものです。
そういうことへの「知」の衝動がなければ、占星術などそもそも研究することはなかったでしょう。

占星術と、いわゆる「あの世」のことは、どこかでつながっています。
星の影響力は、科学的にはまだ100年200年は解明されないかも知れません。「あの世」のことも同様です。
そういう不可思議なことがあることは確認できるのだが、なぜそれがあるのか、なぜそれが起きるのか、説明できないし、観測もできない。
そういう事柄です。

数々の古典宗教の教義、科学的な輪廻転生の解析情報、生命の成り立ち、量子物理学(ほんとにアウトライン程度ですが)、ゼロ・ポイント・フィールド。
私はこれまで学んできたことをバックボーンにして、個人の運勢鑑定を行ってきました。
人に希望を与えるため。
解決の糸口を自分で見つけてもらうため。

私の占いは、運勢や未来の結論だけを、ポンと相手に渡すためのものではありません。
それで終わりなら、前述のような知識は必要ありません。
なぜそれらが必要になるかというと、以下のような構造があるからです。

1. 星や星座の影響が現実にあるのなら、それはなぜか?
2. 運命は決定づけられたものなのか? それとも可変のものか?
3. 運命や運気と呼ばれるものは現実にあるように思えるが、それは神や天から与えられたものなのか、それとも自ら選択したものなのか?
4. そうやってこの世に誕生する人間の生命の目的は?
5. 人間の生命の誕生には、創造主としての神が関わっているのか? それともそのようなものは存在しないのか?
6. 創造主としての神が存在するのなら、それはどのような存在なのか? またなぜ人間という生命を創造したのか?
7. 創造主としての神が存在するのなら、神々や諸仏(と呼ばれる、それに相当する高度な存在)が存在するのか? それと人間との関わりは?

というような、芋づる式にきわめて当然の帰結として出てくる疑問の数々があり、これらをクリアしてこそ、本当の個人のためになる占星術アドバイスも可能になるはずなのです。
これらに何の知識もなく、本当に人のためになる鑑定は不可能なはずです。
目先のことは見え、何かを指摘できるかも知れません。
しかし、その人という生命の究極的な目的や、真の幸福については、沈黙せざるを得ないでしょう。

2~6までは、私は自分なりの結論を出すに至りました。まだ構築中ではありますが。
しかし、最初と最後の疑問が、残されています。
こういう部分を、私個人が知覚することはおそらく難しいでしょう。
ゆえに、数々の先人の言葉や霊的な啓示を受けた書物とされるもの、霊能者の言葉なども参考にしようとしているのですが、それらは前々記事のような状態です。

おそらく私は、これらの世界観、宇宙観をもう一度整理し、再構築する時期に来ているのだと思います。
生きている間に、どの程度、その道をたどれるか分かりませんが、少しでも真理に近づきたい。

でも、今は棚上げです(笑)。