創作活動の近況 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今、ZEPHYRが熱い。

この春に起こしたアクション以来、一気に加速がつき始めた気がする。
新加入の神奈女凛から、先日、新シリーズの基礎案提供が三つあった。
最初はこの三つの内から一つをチョイスし、紫月、私の三人でシリーズ第一作のプロットを制作していくつもりだった。
が、三つの基礎案どれもが実に面白い。
面白すぎて、それぞれに盛り込むべきものを考えてから、最終的なチョイスをしようということになった。
今回、チョイスから外れた案も、決して没にはならないであろう。

今、私は自分なりにこの考案を行いながら、紫月からの提案を待っているところである。
作家が作品を構築していこうとすると、ややもするとそれはワンパターンに陥りがちになる。
しかし、創作者が複数存在することで、ZEPHYRではそのパターンからの脱却を計ることもできる。
これは強みのはず。
自分自身のアイディアにとらわれず、どしどし良い案を吸い上げて行こうと思っている。

停滞していた「リメンバー」も動き始めている。
薫からは、私が執筆依頼していたシーンに出てくる唄の歌詞が送られてきた。
もともと地力のある彼女。
歌詞だけでなく、本文のところも期待したい。
「リメンバー」とは別に、昨年から考案している名探偵Kの輪郭とストーリーも、より詳細を詰めていかねばならない。

だが、私が感じている熱さは、こういう動きだけの問題ではない。
コミュニケーションと創作の進展が楽しい。
メンバーの息が合っていることを実感する。

この楽しさの先にあるものは何だろう。
何がこの先に待ち受けているのだろう。

風が吹き始めた。