ツツジ人たちが桜に浮かれ散るを惜しむ頃君はそこにいたいつの間にかひそやかにあでやかに目立たないけど騒がれもしないけれどそこにいる日陰の渓谷人知れぬ山の斜面あるいは庭先すぐ隣とてもツヨくたくましくそしてやさしくそんなツツジのように、愛したいそんなツツジのような、あなたが好き