10日夜、韓国の国宝第一号、民族の誇りでもある「南大門」の楼閣が焼失した。
この冬は火災が多い。
新聞記事を読んでいても、連日のように関連した報道がある。と思っていたら、やはり今朝の新聞に岡山県下での今年1月からの火災死亡者の発生率が、戦後最悪だった2006年を上回るペースだという。
死亡者の多くは逃げ遅れた老人だそうだ。
全国的なものはどうなのか、くわしくは統計データが出されるのを待つことになるが、おそらく例年よりもずいぶんと件数が多いのではないだろうか。
この現象は国内に限らないはず。
火星と土星が強く働きかける配置は、世界共通だからだ。ただ火星の現れ方は、火災だけではなく、戦争やテロ、紛争、暴動、銃器、刃物、重大犯罪といった形を取って現れる場合もあるし、もっとも健全な形で出れば人気スポーツの話題といった形を取ることだって考えられる。
国の事情などによって、その出方は異なるだろう。
私は今年の日本(や他の主要国)の前半期(7月末まで)の西洋占星術による予測を昨年末にUPしたが、その中で日本は火星の影響で国民が頭に血が上りやすい状態、怒りの状態になる可能性があることを指摘していた。
その怒りが政府へ向けられるとも。
日本の隣国、韓国もホロスコープを制作してみると、ほぼ同じような傾向を持つ。
今回の南大門焼失事件で、韓国の方々は怒っている。
放火が原因というのもそうだが、なによりも国宝の管理がずさんだった国、そして市への怒りである。現大統領、前市長で次期大統領となる人物へも、その怒りは向けられているそうだ。
火災(火星)が原因で、国宝(土星)が焼失し、怒り(火星)が政府に向けられる。
まさにホロスコープ上に示されていたスター・エフェクトが、露骨に現出した形だ。
火災(火星)で老人(土星)が亡くなる。
日本で起きている現象も、悲しいかな、同じエフェクトによるものと考えられる。
どうか、ご家族やご親戚に高齢の方がいらっしゃる方、気にかけて下さい。
特に一人暮らしをされているご老人に。
韓国での出来事を見ていると、日本でも国宝になるような建造物にはよりいっそうの注意が必要かも知れない。
そればかりでなく、日本国民全体が「怒る」ような出来事が、この先に待っているかも知れない。