中国製ギョーザ中毒事件も冥王星によるものか? |  ZEPHYR

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 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

仕事を終えて帰宅し、夕食(深夜食というべきか?)を取りながら、これを書いています。
メニューはゲタ(舌平目)の煮付け、茶碗蒸し。
それに自分が食べたくて、ちょっと前に買っておいたカップラーメン。
目の前には食事を作ってくれた妻が座り、横には娘がコタツで寝ています。

「それもちょっといいなと思ってしまった」

ふいに脈絡のないセリフが、寝ている娘の口から。
寝言です。
思いっきり明瞭な寝言。
しかも、へんに低音で。
なに? いったい、なにがいいの?! 誰に言ってるの?

そんな疑問に駆られつつ、本題に入ります。
中国製ギョーザ中毒事件は、占星術的観点からは今回の冥王星の家移り(星座の境界をまたぐ)に関連があるのか、それともないのか。
ずばり、あります。

ないはずがないのです。
というのは、冥王星の占星術的意味の中に、「毒物、劇薬」などがあるからです。
「どうも都合がいいな…作ってんじゃないか」とお疑いの方は、大手の書店にでも行って、占星術の専門書を手に取ってみて下さい。
冥王星の項目に、そのような説明が成されているものがあるはずです。

13年前、阪神大震災が起き、地下鉄サリン事件が起きました。
これはやはり冥王星の星座移動の年に起きたことですが、地下鉄サリン事件も猛毒、劇薬が使用されました。
それを想起してもらえば、今回の事件も冥王星が引き起こしているものだと理解しやすくなるでしょう。
今年、すでに冥王星が星座の境界をまたぐ日、能登で地震はありました。
甚大な被害を出すようなものではありませんでしたが、同様にこの中国製ギョーザ中毒事件も、13年前の大震災、サリン事件などと類似した傾向の出来事が、ちょっとレベルを下げた状態で発生しているのが分かると思います。

これはやはり冥王星が今年、星座の境界を3度行ったり来たりを繰り返すことから、力が分散されているのではないかと思われます。
本命はおそらくこれからです。

しかし、中国製ギョーザ中毒事件は、発覚したのは年末から今年にかけてですが、報道によると実際にはもっと前から起きていたようです。
冥王星の今年、第一回の星座移動は、1月26日。
その前から影響は出ていたのかという疑問も湧くかと思いますが、よく考えてみてください。
年金問題にせよ、食品偽装問題にせよ、昨年大変な話題を呼びましたが、これは海王星(秘密、不正、偽り)に対して、180°で土星(社会的規制、枠組み)が干渉する形になっています。
こういった配置になったからこそ、それまで続けられていた問題点合点が明るみに出たわけで、問題は存在しなかったのではなく、発覚していなかっただけ、まだ水面下にあったと考えられます。
問題が認識されるときが重要で、海王星的な悪しき作用は、すでに存在していたのです。

冥王星も同じで、惑星から降格させようがどうしようが、それが存在していることには変わりありません。
核や原子力発電所(どちらも冥王星的な事物)が今も存在しているのと同じです。
要は、どこで起動するかといった問題なのです。
そして、それが星宿によって予告されていた時期に発現する……。

このことは、また別なある仮説を私たちに抱かせますが、それはまた次の機会に。