二日連続で生まれた子供たちへ |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日、明日は、娘と息子の誕生である。
「えー、二日連続なのぉ?」
と、よく人に驚かれる。
そして次にかならずこう尋ねられる。
「狙ったんですか?」
なわけないでしょー。
そんなもん、狙えるかッ!

きっかり3年置きの2月1日と2月2日。
二人目の時には、お姉ちゃんの誕生日に近い予定日だったので、いったいいつ生まれるんだろうか、いつが良い日なんだろうかと、あれこれ思いめぐらせておりました。
いっそいっしょの日に生まれたら面白いのに、と思っていたら、次の日でした。

しかし、この二人の誕生日には、奇妙なシンクロニシティがあります。
どちらも雪の日に生まれているということです。
「2月だろ? 別に珍しくねえじゃん」
というご指摘もあろうかと思いますが、私の住む岡山県県南は、めったに雪など降りません。一年に一回あるかどうかという世界です。
娘の誕生当時は、私たち夫婦は岡山市に住んでおりました。
それがもう、どっさり記録的な雪で、大変でした。
だいたい県南では、雪が積もること自体、珍しいのです。

息子の誕生時、私たちは私の実家に帰り、両親と同居しておりましたが、やはり住む場所が県南であることには変わりございません。
ところが、息子の誕生日にも雪が降り、やはり積もりました。

しかも1日2日と連続した誕生日。
何ともいえぬ神秘的なものを感じました。
生命というのは、不思議なものです。

今年、娘は大学へ、息子は高校へそれぞれ進学する予定です。
あんなにちっちゃかった二人が、もうこんなに成長しやがって、こんにゃろー、てな感じです。
二人の子供を育てながら、私たちは親へと成長しました。まだその過程かな?
そして薄情者だった私は、愛を知りました。

かけがえのない私たちの宝、娘と息子よ。

Happy birthday.