火星に小惑星が衝突する? |  ZEPHYR

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火星に小惑星が衝突。
そんな、ちょっと気になる新聞記事を発見。

先日来、占星術関係でここしばらくは「火星と土星が鍵となる」ということを書いてきました。戦争や暴力、火災などを呼ぶ火星と、抑圧と制限、保守と伝統の星である土星。
またこれらの星の関連から、地震も心配しなければならないことを書いてきましたが、その火星に関連して、NASAは来年の1月30日午後7時55分頃(日本時間)、小惑星2007WD5が75分1の確率で、火星に衝突するという推計結果を発表した。

小惑星は直径50メートル。
現在は地球と火星の中間付近の宙域にあり、秒速12.5キロメートルで火星に接近中だという。
衝突すれば、そのエネルギーは広島原爆の約188倍。
火星には直径1キロメートルのクレーターができると予測されている。

75分1というのなら、大丈夫じゃないかと思われがちだが、天文学の世界ではこれは非常な高確率。

火星が地球に接近している今、火星本体にもよけいな刺激は与えて欲しくないところ。
なぜなら――。
この時期は冥王星が射手座から山羊座への境界をまたぐ時期に非常に近い。
なにかの引き金になってしまう可能性もある。

ましてや火星と冥王星は、根底ではつながっている星である。
じつは火星は、冥王星が発見される以前、牡羊座と蠍座、二つの星座の支配星であった。
冥王星が発見されて、蠍座の主たる支配星ではなくなったが、いまだに現実的問題では蠍座の支配星を火星として占うことがある。

そして冥王星は昨年、惑星から降格され、矮惑星になった。

こうした流れの中で、同じ蠍座をフィールドとする二つの星の間に、一種の共鳴現象が発生しないとも限らない。

1月30日。
たとえ衝突までしなくとも、この日は要注意かも知れない。