「リメンバー」とレンガと「いないないBar」 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

昨日は朝方が曇り。
前々からやろうと思って、もう十年以上手を付けられなかったことを一つやりました。
我が家の建物の外には、なかなか味わいのある古レンガをもらってきていたのですが、それをずっと放置していました。
玄関のまわりなどに敷き詰めると、じつに感じが良いはず。
数がちょっと足らないのですが、昨日、思い立ってリビングの外、五面ハッチの下の部分から玄関横まで、レンガを並べることに(休日だった家内も協力)。

スコップで地面を掘り、少し下げたところにレンガを並べ、パズルのように組み合わせる。
レンガは厚みもいくつか違いがあり、形もいびつなものがある。
しかし、それを組み合わせてきれいな形に並べる。
隙間に土を入れ、表面をならす。
あるものはハンマーで形を削り、あるものは地面の高さを調整し、最後のはめ込みがきつかったので木材を間に入れて、ハンマーで叩いて入れ込む(レンガが割れないように。割れたところもあるが)。

「パパちゃん、器用ねえ。左官屋さんになれるよ」
家内が感心していってくれた。今さら転業する気はありませんが。
たしかに私は器用なようです。
対して、家内が並べた場所は……。
「これ、直したいよね。パパちゃん的には直したいよね」
という彼女の言葉に、きれいに作り直させて頂きました。

途中から太陽も出てきて、汗びっしょり。うんこ座りをずっとしているので、足や股も疲れる。
しかし、なかなかグットな出来。
残ったレンガは、またいずれ。

その後、SKホテルに出向きました。まだ籍は残しているので慌てて片づけなかったロッカーの整理を。
お、奥の方から百円玉発見。
ラッキー。

時刻を確認すると、良い頃合い。
和食レストランに来ているはずの、ひまありさんを訪ねました。
このブログに良く来て下さるひまありさん、お友だちといっしょに、ちょうどほとんどの食事を終えられた頃でした。
初めてお目にかかってご挨拶。
思っていたよりもおっとりとして、思っていたよりマイペースな人とお見受けしました。

お土産に黒豆を使った「いないいないBar」なるお菓子を頂戴しました(帰ってから頂きました。けっこう美味しかったです。高校生の発案だとか)。
天候も良くなってきていましたし、お友だち共々、お楽しみ頂けたでしょうか。

さて、帰宅後は執筆再開した「リメンバー」のデータを開く。
何度目かの挑戦になる。
どうしても間延びした印象になるのが気に入らず、最初期のプロローグも没らせ、二度目、三度目も破棄した。
こないだ、ふっと入り込むものがあり、書き始めた。
それをあらためて眺めるが、うん、いいようだ。今回のは最初からある種の緊迫感がある。
こうでなくては、読者をぐいぐい引っ張っていくことは出来ない。
作品の性質にもあるだろうが、「リメンバー」はある程度、凝縮されたものとして考えているから、できるだけ贅肉はそぎ落としたい。

今日も許された時間、「リメンバー」に取り組もう。
この物語を共同執筆する薫由記も、そろそろしびれを切らす頃だろう。