今日という一日 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

あっという間に、8月が終わってしまう。
うーん。
実はSKホテル退職までの一ヶ月間て、ものすごく長く感じたのです。
一日一日が、それこそもう亀の歩みで。

カウントダウンなどしていたからかもしれませんが、時間の流れが非常に濃密でした。
通常の勤めをしていたときは、一日などほんとにあっという間で、一週間もあっという間で、一ヶ月も気づいたら終わっている。
そんな日々でした。
退職後、まだ11日しか経過していないわけですが、この11日はやはり元に戻って、あっという間でした。
もちろん九州取材など、非常にあわただしい日々だったことも確かですが。

人間の時間の認識には、意識の持ち方で大きな落差がある。
どちらがいいのかというと、もちろん一日一日が長く感じる方が良いのでしょう。
なぜかというと、その一瞬一瞬を大切に感じているからこそ、意識的に生きられる。
この一瞬を意識的に生きていると、時間は長くたっぷりと感じられ、それこそ有効にも使えるのでしょう。
逆に言うと、無意識に惰性に任せて生きると、時間は無駄になってしまうのかもしれません。

皆さん、子供の頃、夏休み、ものすごく長くなかったですか?
でも、大人になった今は、7月下旬から8月31日までなんて、すぐに経ってしまいます。
これは子供の頃は、ものすごく意識的に日々を過ごしていて、今は無意識的に過ごしているという証明でしょう。

人間の存在は、この一瞬にこそ在ります。
今日という一日、さあ、頑張って意識的に生き抜こう!